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今週のマーケットチェック(10/9~10/15)
皆さんこんにちは!!
まーけっと女子大学です!!
ついに、アメリカのインフレが終わり、金融回復傾向になっています!!アメリカ市場の好調により、日本にも良い影響が出ていますが、この波に乗って、さらに経済成長できるといいですね✨✨
それではマーケットチェック始めていきます!!
米国債10年物利回り
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米国債10年物利回りは、現在4.09%前後に推移しています。
米国債10年物利回りが上昇している要因としては、インフレと消費者信頼感に関する指標を受けて、FRBの利下げ観測が後退しなかったことが挙げられます!
日本国債10年物利回り
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日本国債10年利回りは、米国債と同じ動きを見せ、上昇傾向になっています。
8月以来の1%台に戻る可能性もありますね。
ダウ工業株30種平均株価指数
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ダウは先日の終値で史上最高値を更新しました。
理由としては、PPI(生産者物価指数)の冷え込みが示唆されたことで、中央銀行の利下げ要因になるため株価が上がりました。
また、好調な銀行決算も大きな影響をもたらしています!
S&P500種株価指数
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S&P500は、5週連続の上昇で、ダウと同様に終値で史上最高値を更新しました。要因もダウと同様となっています。
NASDAQ100 総合指数
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テック系のNASDAQも、前回の最高値を更新する手前まで来ているので、上抜けする日もそう遠くはないでしょう。
指数寄与度の高いエヌビディアの株価が一時期の下落から復活し、史上最高値を更新したことも要因として大きいと思われます。
大型銘柄の集まったダウ、幅広く指数採用しているS&P500に加え、アメリカ経済(世界経済)を牽引する企業の集まったナスダックも高値をとらえつつあることは、アメリカ経済及び米国株式市場の好調さを表していると思います。
日経平均株価
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日経平均は、約三か月ぶりに、4万円台まで回復しました。
この要因として、アメリカ市場で、バブル潰しが終わり、金融緩和に向かっているという要因によって、主要な株価指数が史上最高値を付けたことが挙げられます。
こうしてみるとやはり日本の経済は、アメリカの経済動向の影響がかなり大きいことが分かりますね。。、、
TOPIX
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日経225は回復を見せる一方で、TOPIXは直近の9,10月の2750ポイント付近を越えられていないですね。
日経225は多くの銘柄が大企業で、特に輸出関連企業やテクノロジー企業の影響を強く受けることが特徴です。
一方、TOPIXは全体的な市場の動向をより広範に反映します。
つまり、円安で輸出が伸び、テクノロジーも調子が良いため、日経225とTOPIXの乖離が生まれていますね。
為替 ドル/円
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ドル円は現在149円台になりました。円安に動いているため、日本の輸出産業が伸びてくることに期待したいですね。
アメリカの経済が強く、ソフトランディングの可能性が高いため、ドルが強くなっているんでしょうね。
WTI原油価格
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米WTI原油先物価格は今週に入り、1バレル=72ドルから78ドルの間で推移しています。先週と比べれば、大きく下がりました。
イスラエルによるイランの石油関連施設への報復攻撃が懸念されていますが、バイデン大統領が仲介する意思を示したことでいったん落ち着きを見せています。
金先物(米ドル/オンス)
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ここ数年で金価格は急上昇しました。その理由は中国が金の現物を大量に購入したからです。
ロシアのウクライナ侵攻を機に、西側諸国はロシアへの金融制裁を強めています。その方法に、ロシアがアメリカやロンドンの銀行等に保有している金融資産を凍結させるものがありました。
つまり、お金が引き出せません。
これを見た中国は、米中対立が激化する中で、資産の保有方法を金融商品への投資から金の現物に移行しています。その需要が金価格を大きく押し上げています。
VIX
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VIX指数は20.9と、9月に記録した低水準から約6ポイント上昇しました。
市場関係者はVIX指数上昇の一因が11月の大統領選だと指摘しています。
また、日々悪化する中東情勢も要因として大きいと思われます。
Fear and Greed Index
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今週は一時 extreme greed に行きましたが、現時点では greed となっています。
基本的には株価の推移は絶好調です。企業決算もよく、景気の過熱がソフトランディングする可能性が高いです。さらに、FRBの利下げ観測もあります。
ただ、大統領選挙が迫ってきたこと、緊迫する中東情勢、中国の景気悪化などはネガティブな要因になりますので投資家心理はextreme greedになりづらいのだと思われます。
Fed Watch
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今後の金利見通しに関しては、4.50~4.75%に利下げが行われることを見込んでいます。これは、先週から変わりません(確度に関しては、95.4%に上昇しています)。
ヒートマップ
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重要経済指標
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雇用の最大化と物価の安定を促進するFRBにとって、今回のCPIと新規失業保険申請件数は悪い方向へ向かいました。
アメリカのCPIは予想を上回り、目標としている2%を上回る根強いインフレが起きていることを意味していますね。
しかし、投資家は9月の予想を上回る上昇に関して、インフレ加速の兆候として見ておらず、市場への反応はそれほど影響はありませんでした。
また、新規失業保険申請件数は予想を大きく上回り、失業者が増えていることが見受けられます。しかし、ハリケーンの影響とボーイング社の労働争議の影響が強いため、労働条件の大幅な悪化を示すものではないと考えられています。
しかし、ニューヨーク連銀製造業景気指数は前回から23ポイント以上下回り、景気の悪化を示していますね。
今後の株価にどのように影響していくか、投資家がどう動くのか、市場を確認しながら経済指標に対する反応を見定めていきましょう。
投資主体別売買動向
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海外投資家は青、国内法人は緑、国内個人は赤です。
海外投資家、国内法人、国内個人とも買い状態にあります。
アメリカ経済の底堅さから円安に動いたことで海外投資家の買いや、円安に恩恵を受ける輸出企業が多いため、買いが強いですね。
2週間前の結果ではあるものの、かなり日本株には良い傾向ですね。
今後もこのまま日本株を買い越してくれるとうれしいですね。
注目決算
マクロ経済ニュース
イスラエルのネタニヤフ首相は、イランの軍事施設を標的に攻撃を実施し、核や石油関連施設は標的にしない意向を米国に伝達した。
東京地下鉄(東京メトロ)(9023.T), opens new tabは15日、新規株式公開(IPO)に伴う売り出し価格を1200円に決定したと発表した。6年ぶりの大型上場には投資家からの旺盛な需要が集まり、仮条件(1100─1200円)の上限で決まった。23日に東京証券取引所のプライム市場に上場する。
ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のデータによると、2018年に上場した通信大手ソフトバンク(9434.T), opens new tab以来の規模となる。
エヌビディアは14日の2.4%高の138.07ドルで取引を終了し、株価上昇を受け、エヌビディアの時価総額は3兆3900億ドルとなった。アップルの3兆5200億ドルに迫り、マイクロソフトの3兆1200億ドルを上回った。
まとめ
今週のマーケットはかなり良かったですね。
地政学的リスクの上昇を示すニュースや経済指標のバッドニュースはあるものの、株式市場の強さがうかがえる上昇を示しましたね。
また、今週にはネットフリックスやTSMCなどの大手企業の決算が控えているので、その決算も注視していきたいですね。
そして、東京証券取引所は11月5日より、現物株の取引終了時間が15時30分まで伸びますね。終了時間の延長は70年ぶりだそうです。
今後も金利や地政学ニュース、経済指標、大統領選など、多くの情報に触れて株式市場の状態を把握していきましょう!!