見出し画像

【私の売却銘柄】

9月になりましたが、まだまだ暑いですね・・・
最近、ゲリラ豪雨が多く、東京でも地下鉄が浸水するなどの被害が出ています。天気予報をしっかりと確認してから外出しましょう!

この記事では、8月に売却した銘柄、4つを紹介していきます。
それではさっそく見ていきましょう!


大和証券グループ本社(8601)


まず、私が最初に売却を決めた銘柄は大和証券グループ本社(8601)です。

大和証券グループ本社とは、国内2位の大和証券を始め、大和ネクスト銀行や大和総研などを傘下に持つ、持ち株会社です。
大和証券グループ本社の主な事業である証券業は、企業や政府の資金調達ニーズと、個人や機関投資家の資金運用ニーズを繋ぐ役割を担っています。具体的には、企業の設備投資や研究開発、公共事業などの資金調達を、株式や債券などの有価証券発行や証券化商品の組成を通じて支援します。


株価

(Trading Viewより)

購入価格は1,286円でした。一時1,300円を超え順調でしたが、現在では1,074円となってしまい、下落率が8%を超えてしまったため、損切をしました。
チャートを見てみると、7月後半から8月前半にかけ、株価が急落したことがわかります。この頃、円高や米国の景気後退懸念からの米国株安による日経平均株価の大幅な下落があり、つられての大幅な下落となりました。
(日経平均株価は過去最大の下落幅となり、下落幅4,451円28銭、下落率は12.4%)
現在はRSIも50を下回っており、あまりいい状態とは言えません。

業績


(Trading Viewより)

純利益は、ここ4四半期は順調に増加しています。
EPSも前年比95%増と大幅な増加となっており、内容は悪くありませんでした。

次に配当を見ていきます!

(大和証券グループ本社 株主・投資家情報より)

配当利回りは3%前後を推移しています。
また、同社が5/17に、2024年度から2026年度までの年間配当の下限を44円に設定すると発表しています。
これまで通り配当性向50%以上の配当を行ったり、内部留保の状況に応じ積極的に株主還元を行う方針は維持するとのことです。

まとめ

業績も悪くなく、配当性も良かったため、購入をしましたが大幅下落からの立ち直りも悪く損切をしました。
長期的にみると上昇トレンドとも読み取れるため、買い戻しも視野に今後も注目したい銘柄です。

次に紹介する売却株は、日産自動車(7201)です。


日産自動車(7201)

日産自動車も売却しました。
日産自動車7201は、国内で一番売れている電気自動車「サクラ」を販売している企業です。日産は、100%モーター駆動という共通点を持つ電気自動車とe-POWER(シリーズ式のハイブリット)を2本柱とし、電動車両を普及促進しています。
e-POWER搭載車は電気自動車のような運転感覚を楽しめるのが特徴です。

株価

(Trading Viewより)

株を購入した5月21日時点の株価は556円でした。
しかし、現在では425.5円と、8%以上下落したため損切をしました。
下落要因は円高による収益減の懸念や日経平均の大幅安が影響していると考えられます。
RSIも32.46と、低い値で推移しています。

業績


(Trading Viewより)

日産自動車は5月9日に決算によると、当期純利益は前年同期比92%増の4266億4900万円となりました。中国とアフリカ以外では販売台数が伸び、順調な経営となっています。

ニュース

アナリストによる日産自動車の決算予想が下方修正されました。
こちらも株価の下落要因と考えられます。


まとめ

円高や決算の下方修正により、株価は続落し、購入から100円も下がってしまいました。
長期的に見ても、株価は低迷しており、上昇する可能性が低いと判断し、売却をしました。

次に紹介する売却株は富士電機(6504)です。

富士電機(6504)


富士電機は製品の開発や生産、販売などの幅広い事業活動で、産業や社会インフラを支える会社です。日本でのシェアNo.1の自動販売機の生産・販売なども行っています。

株価


(Trading Viewより)

2024年1月から株価が大幅に上昇し、4月12日に10,640円と高値を更新しました。その後は下落が続き7月23日の新中期経営計画発表後には大幅な下落が見られました。8月5日には6,000円台まで下がりました。
5月13日に9,613円で購入し、7%以上下落したため損切しました。

業績


(Trading Viewより)

業績を見ると各四半期はすべての項目でプラスとなっていました。今期の第一四半期は売り上げが+0.96%とほとんど伸びず、EPSは-6.73%と悪い結果となり、収益も減少しました。しかし、新紙幣発行による改札対応の需要が高まったことなどにより営業利益は+17.66%となりました。

次は配当です

(Trading Viewより)

配当金は7期連続増配しています。今期の配当金は135円となり、前期と比べ20円の増配となっています。
配当利回りは1~2%台を推移しており、今期は前期より0.89%減少しました。

大株主


(バフェット・コードより)
(バフェット・コードより)

日本マスタートラスト信託が17.58%と一番多く保有しています。また、日本カストディ銀行も11.92%と多くの株を保有しています。
他にも国内外の銀行や会社が保有しています。

まとめ


富士電機は5年連続最高益を更新していましたが、今期第一四半期は業績のEPSが前期よりマイナスになり、今後株価が上昇する可能性が低いと予想し、株価も購入時より7%以上下落したため売却を決めました。

最後に紹介する売却株はジャパンインベストメントアドバイザー(7172)です。


ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)


最後に売却した銘柄は、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)
(以下JIA)です。
JIAは、全国の銀行・証券会社などの金融機関、及び税務・会計事務所とのネットワークを通じ、投資家である全国の中堅・中小企業に、独自性のある金融商品(JOL/日本型オペレーティング・リース)を組成・販売する、オペレーティング・リース事業を主力事業として展開しています。
オペレーティング・リース事業以外に、中堅・中小企業における人材や後継者不足などの課題解決、持続的な成長に向けたファイナンスや戦略立案サポートなど、総合的なソリューションサービスを提供しています。(HPより)

株価


(Trading Viewより)

7/17に1720円で購入しましたが、その日以降急激に下落してしまい、1200円台まで回復しましたが、損切となりました。

業績

(Trading Viewより)

続いて業績です。総売上高、税引き前利益は1年を通して伸び続けています。しかし、売上総利益が-8.87%、営業利益が-26.9%と落ち込みました。
また第一四半期まではどの項目も100%を超える伸び率だったのが、今四半期では最高でも55%の増加と、前期ほどの成長は見られませんでした。

EPSもマイナスではありませんが、前期と比べるとあまり良くない結果となりました。

配当金

(Trading Viewより)

配当利回りは2022年は2.74%まで上がりましたが、2023年には2.41%と少し落ち込みました。
配当金は2020年から4年間変わらず19.85円です。
また、現在の配当利回りは1.73%であり、このグラフよりもまたさらに下がっています。
次回の1株当たり配当金は12.00円と減配が予想されています。

まとめ

ご覧いただきありがとうございました。
今回売却した株はどれも損切という形となってしまいました・・・
新たに購入した銘柄も紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください!


いいなと思ったら応援しよう!