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こんな日本の大晦日に

紅白は見る気がしない。
民放だって安っぽい番組しか提供しない。
日テレはこういうときこそ、師走後半、年末時代劇スペシャルまつりをやればいいのにと思っている。人気投票で5夜5作品やれば、その時間に制作もしなくていいし一石二鳥だよな。
せっかくのドル箱に気付かないなんて、可愛そうだと思うよ。

かつて日本中を号泣で年越しさせた超感動時代劇があった。

1986年の年越しは、「白虎隊」一色。

「新選組!」も「八重の桜」もやる前から、薩長土肥が正義という社会通念に一石投じたことは大きい。会津ブームはこのとき熱かった。どこに行っても、堀内孝雄の歌が流れるくらい、会津への関心度も経済効果もあった。何よりも昭和の時代で
「会津は賊軍にあらず」
というドラマを骨太に作ったことは大きい。

DVDを持っているワシは、執筆を重ねた実績のふりかえり、そして兼業で外に出た労働(給与不払いの)散々な一年を噛みしめるアイテムとして、年末時代劇スペシャルに更けようと考えている。

今のうちに泣いてみたい若い人に名場面を紹介したい。
家老・西郷頼母一家の壮絶な自刃

飯盛山の場面

女性も戦った

あれほどの戦さは静かに、辛く終わる。


ちなみに「白虎隊」で沖田総司を演じていたのは、しょこたんのパパだった。

以前、スカパーでやってた予告で作品を紹介したい。

CGもない時代の時代劇は、身体を張る迫力がある!
歌を聴くだけで涙が出てくるのは、なんてずるい番組だろう。

画像をクリックしてください。名曲と台詞が蘇ります。

大晦日。
紅白の代わりに、貴方は何を求めますか?