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43年前の8月1日に劇場公開された……
昭和の夏休みはね、8月になると映画館に青い顔をした宇宙人が地球を責めに来る作品で子供たちを楽しませるというジンクスがあったのだよ。
全部、松本御大が絡んでいるのだけど。
43年前は、青い顔の宇宙人の代わりに、顔にメーターを埋め込んだ機械人間の兵士が居座っていた。
正直なところ、この映画がなければ一作目だけで不朽の名作になり殿堂入りだったかもしれない。商魂というか色気というか、稼ごうという東映の意気込みは恐いが、その後の登場人物に会いたいと欲するアニメヲタク黎明期の熱意もあるのだから仕方ない。この作品のために創刊したアニメディアは未だに廃刊してないのだろうと思う。
あらためまして。
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1979年公開の劇場映画の続編です。
思い出したかな?
公開日:1981年8月1日(東映洋画系)
スタッフ
製作総指揮 - 今田智憲
企画・原作・構成 - 松本零士
企画 - 有賀健、高見義雄
脚本 - 山浦弘靖
作画監督 - 小松原一男
美術監督 - 椋尾篁
美術 - 窪田忠雄
音楽 - 東海林修
主題歌 - 「SAYONARA」 / 劇中未使用曲 - 「LOVE LIGHT」
作詞・作曲・歌 - メアリー・マッグレガー(Mary MacGregor)、ブライアン・ウィットカム、ディビッド・J・ホルマン
監督 - りんたろう
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前作ほどの配給収入は得られなかったが、目標としていた興行成績はクリアして商業的には成功したとのこと。
前作の大ヒットにより、東映は商売になると踏んで、会社命令で続編を作ることになった。
しかし監督のりんたろうは第1作でやり尽くしたとして逃げていたという。プロデューサーの高見義雄も、内容的には1作目の輝きがなかったと認めている。
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あれ、帯もきっちり残していたから、いま売ったらいくらになっただろうね。。
じゃあ、主題歌を聴きながら、思い出せる人は泣いて頂戴。