朗読と声優
書く人は、文字を並べる配列で視覚効果までをセルフコントロールして、
表現の一助にすることができる。
でも、聞こえる響きは、見事なまでに無防備だ。
ゆえに朗読されることに憧れは大きい。
角川文庫の夏のキャンペーンには、上手な誘導があった。
「文豪ストレイドッグス」で演じる同名の作家の作品を、その声優が朗読するというもの。
ちょっと面白かった。
読者の印象とのギャップが楽しいかも知れない。
もう、皆様は聞いたかな?
8月30日(金)22時よりカタリネコ様による笹目いく子先生作品「雷風」が、朗読配信されます。
台風で聞きにくい環境の方も、勇気を貰える方も、必聴です。
いつか、夢酔作品も「堀村の空」に続き朗読されたら嬉しいです。
「聖女の道標」などは女性主人公で、近代の暗さを視点の変更で穏やかに出来た作品。朗読で扱われたら、日本赤十字社様にもお知らせした~い!