
作中に、とうとう・・・

いきなりですが、作中で、とうとう元禄大地震が生じました。
この震災の被害状況は、楽観視する一面もあれば絶望に満ち溢れたものもある。受け止めた者の心情も左右されるのだが、客観視すれば、どのような状況かは見えてくる。
参考資料としたのは、内閣府(防災担当)が発表する「1703元禄地震報告書」である。勿論、鵜呑みにしたくないので他所にも資料を望んだ。一応、ご覧あれ。
https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/pdf/genroku_light.pdf
PDFデータですが、この内容と現代日本を重ね合わせたらどのような被災状況になるか、大いに想像が成る。
醍醐新兵衛にとって、この出来事は……生涯最後の大事件となっていく。