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加害と被害が釣り合わないのが戦争
この作品について、どうのこうのとか、薄甘い左翼チックなことや好戦的なことや、過度なまでに肯定も否定もしません。
でも、あってもなくてもいいかと云われれば、たぶん、あるべき作品だと思う。
原爆投下シーンがとか、そういうところに注目をしたくなるけど、狂おしくなる場面は、絶対、家族が家の下敷きになって助けられないところだろう。ワシも、ここは胸が張り裂けそうになる感傷を覚える。
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海外の人は、これを観て、どう感じるのかな。いろんな国境都合を差し引いて、知りたいね。
この映画は「2」があるけど、桜吹雪のなか、お母ちゃんがゲンの背中で亡くなるクライマックスがいちばん切ない。
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忘れてもいい娯楽はあるけど、忘れたらいけない何かはきっとある。
それが、この映画だと思う。
だけど、後味は決してよくない。それでも観たくなる、夏の映画。