花園神社

皇居大嘗宮のことを記した。

箕輪の吉田さんと別れた後に立ち寄ったのが、新宿花園神社だったことを思い出したので、久しぶりに詣でてみた。昼間から尋常ではない格好の方が木陰に腰を下ろしており、一瞬たりとも気を許せないいつもの新宿です。

花園神社は東京都新宿区の都会の中心にある神社です。
都会のオアシスや癒しのスポットとして親しまれている神社で、徳川家康の江戸開府(1603)以前から新宿の総鎮守として位置付けられています。鎮守……そう、正しくは花園稲荷神社。

初めて史料に花園神社の名が登場するのは、享和3年（1803）。
大火に遭った社殿復興を願って、内藤新宿町より奉納された額面に「花園社」と記されていました。「花園」という名称が正式なものになるのは後のこと。当時は稲荷神社または三光院稲荷とも呼ばれ、さらに江戸時代には地名にちなんで四谷追分稲荷とも呼ばれていたようです。

6月30日は夏越大祓で賑わう花園神社です。