辛いのが苦手でも大丈夫! 唐辛子を楽しむレシピと辛さを和らげるドリンクのご紹介
皆様こんにちは、スパイスインストラクターの青木@ジオアルピーヌです😃
辛いのが苦手な人にも、カプサイシンを摂取して美容や健康に役立ててほしい!
今回は辛さを抑えつつ、カプサイシンを摂取できるアイデアとレシピをご紹介します。
🌿 辛味を感じにくくする工夫
1. 辛味の少ない唐辛子を選ぶ
パプリカや甘唐辛子(ししとう、万願寺唐辛子など)は、カプサイシンを含みますが辛味がほとんどありません。これらを使って料理をすると、辛さを感じずにカプサイシンを摂取できます。
2. 種とワタを取り除く
生の唐辛子を使う場合、辛味成分は種子や白いワタ部分に多く含まれています。これらを丁寧に取り除くことで、辛さを大幅に減らせます。(乾燥唐辛子は全体にカプサイシンが広がっています)
3. 乳製品と組み合わせる
ヨーグルトやチーズなどの乳製品と一緒に摂取すると、辛味を感じにくくなります。乳製品に含まれるカゼインがカプサイシンと結合し、辛さを和らげてくれます。
4. 加熱調理で辛味を和らげる
カプサイシンは加熱することで辛味がやや和らぎます。炒める、煮込む、焼くといった調理法で辛さを抑えることができます。(カプサイシンは熱に強いので効果は限定的です…)
🍽 辛さ控えめでカプサイシンを摂取できるレシピ
1. 甘唐辛子のチーズ焼き
材料(2人分):
甘唐辛子(ししとうや万願寺唐辛子など):8本
とろけるチーズ:適量
オリーブオイル:大さじ1
塩・こしょう:少々
作り方:
甘唐辛子は洗って水気を拭き取り、縦に切れ目を入れて種とワタを取り除きます。
フライパンにオリーブオイルを熱し、甘唐辛子を並べて中火で焼きます。
両面がしんなりしたら、塩・こしょうをふりかけます。
とろけるチーズを上に乗せ、蓋をしてチーズが溶けるまで加熱します。
お皿に盛り付けて完成です。
ポイント:甘唐辛子は辛味が少なく、チーズとの相性も抜群です。おつまみやおかずにぴったりですよ。
2. パプリカのクリーミースープ
材料(2人分):
パプリカ(赤・黄):各1個
玉ねぎ:1/2個
じゃがいも:1個
コンソメスープの素:1個
牛乳:200ml
オリーブオイル:大さじ1
塩・こしょう:適量
作り方:
パプリカ、玉ねぎ、じゃがいもを適当な大きさに切ります。
鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを透明になるまで炒めます。
パプリカとじゃがいもを加えて軽く炒め、ひたひたの水とコンソメスープの素を入れて煮込みます。
具材が柔らかくなったら火を止め、粗熱を取ります。
ミキサーで滑らかになるまで攪拌し、再び鍋に戻します。
牛乳を加えて温め、塩・こしょうで味を調えて完成です。
ポイント:パプリカの甘みとクリーミーな口当たりで、辛味を感じずに栄養を摂取できます。
3. カプサイシン入りフルーツスムージー
材料(1人分):
パプリカ(赤):1/4個
バナナ:1本
りんご:1/2個
ヨーグルト:100g
はちみつ:大さじ1
氷:適量
作り方:
パプリカは種とワタを取り除き、他のフルーツと一緒に一口大に切ります。
全ての材料をミキサーに入れ、滑らかになるまで攪拌します。
グラスに注いで完成です。
ポイント:フルーツの甘みとヨーグルトの酸味で、パプリカの辛味を感じずにいただけます。ビタミンや食物繊維もたっぷりです。バナナ、りんご以外の組み合わせでも美味しい組み合わせができると思います。
4. ししとうとじゃこの和風炒め
材料(2人分):
ししとう:10本
ちりめんじゃこ:大さじ2
ごま油:大さじ1
しょうゆ:小さじ2
みりん:小さじ2
白ごま:適量
作り方:
ししとうはヘタを取り、縦に浅く切れ目を入れます。
フライパンにごま油を熱し、ししとうを中火で炒めます。
ししとうが柔らかくなったら、ちりめんじゃこを加えてさらに炒めます。
しょうゆとみりんを加えて味付けし、全体に絡めます。
お皿に盛り付けて白ごまを振りかけたら完成です。
ポイント:ししとうは辛味が少なく、和風の味付けでご飯のお供に最適です。
🥤 辛味を感じにくいドリンク
ミルクターメリックラテ(ゴールデンミルク)
材料(1杯分):
牛乳または豆乳:200ml
ターメリック(ウコン)パウダー:小さじ1/2
はちみつ:小さじ1
シナモンパウダー:少々
黒胡椒:ひとつまみ
作り方:
小鍋に牛乳とターメリックパウダーを入れて弱火で温めます。
はちみつ、シナモンパウダー、黒胡椒を加えてよく混ぜます。
沸騰直前で火を止め、カップに注いで完成です。
ポイント:黒胡椒に含まれるピペリンがカプサイシンと似た働きをしますが、辛味はほとんど感じません。ターメリックの抗酸化作用も期待できます。
📝 その他
唐辛子オイルを使う
唐辛子を漬け込んだオリーブオイルを料理に数滴加えると、辛味をあまり感じずにカプサイシンを取り入れられます。カプサイシンは油やアルコールによく溶けますので、きちんと油にカプサイシンを抽出しながら、辛味を薄めて料理に使うことができます。すべての唐辛子のクセにマッチするオイルはオリーブがおすすめで、抽出は二週間ほどかかります。
甘味や酸味と組み合わせる
はちみつやフルーツ、酢などと一緒に摂取すると、辛味が和らぎます。
💡 まとめ
辛いのが苦手でも、工夫次第でカプサイシンを摂取して美容や健康に役立てることができます。辛味の少ない唐辛子を選んだり、調理法や食材の組み合わせを工夫することで、辛さを感じずに楽しめます。
ぜひ、これらのレシピやアイデアを試して、唐辛子の新たな魅力を発見してみてくださいね。
注意: カプサイシンの過剰摂取は体調に影響を及ぼす可能性があります。体質や体調に合わせて、無理のない範囲で取り入れてください。
私が代表を務める山形県のジオアルピーヌ合同会社では、室内の水耕栽培でいろいろな種類の唐辛子を育てています。鷹の爪から、世界一辛いと言われる「ドラゴンズブレス」まで、高品質な唐辛子を一年中研究・栽培しています。
収穫した新鮮な唐辛子は、すぐに低温で乾燥させて粉末に加工したり、オイル漬けにして香り豊かな唐辛子オイルに仕上げています。
辛さや香りにこだわった唐辛子をお探しの方、ぜひ一度当社の唐辛子を試してみてください!
興味がありましたら、まずはホームページよりお気軽にご連絡ください(^-^