
あなたの「設定」はなんだろう?〜本当に見たい世界への一歩〜
こんにちは!
「自分はこれができない。」
そう思い込んでいる人って多い。
僕もそんなうちの1人だ。
今日は、そんな設定を外された時の話をしようと思う。
自分の「設定」を書き換えられた話
スキー教室で気づいた子どもたちのすごさ
僕はコーチングに加えて、「地域おこし協力隊」としても活動している。
地域おこし協力隊としてのミッションは「学校教育のサポート」。
学校の授業を手伝う中でスキー教室に行く機会があった。
明日は小学校のスキー授業の補助できそふくしまスキー場へ。
— もとあき (@motoaki_coach) January 9, 2025
先生が全員滑れる訳じゃないので、代わりとして一番レベルの高いグループの見守り役をやります。
今晩も降るから明日は太板かなぁ。
楽しみ⛄️
いや、あくまで授業。あくまで仕事。
午後からピーカン pic.twitter.com/EXw9cM5DBz
— もとあき (@motoaki_coach) January 10, 2025
雪国の子どもたちは本当にスキーが上手い。
大人顔負けの滑りを見せてくれるし、何より「度胸」がすごい。
彼らの挑戦する姿勢には毎回驚かされる。
いや、もしかしたら「度胸」というものですらないのかも。
とてもナチュラルにスキーを楽しんでいる。
「整地」(整備された滑りやすいコース)、非圧雪、急斜面、中斜面…色んな斜面関係なしだ。
まさかのC' pic.twitter.com/MmQ9U9MLqr
— もとあき (@motoaki_coach) January 10, 2025
「コブなんて無理」と思い込んでた自分
スキー教室ではそのゲレンデのスクールのインストラクターが指導するのだが、担当するイントラがこんなことを言い出した。
「じゃあ、コブに行ってみよう!」
僕「え、コブいくの!?」
子ども「やったー!」
僕はコブにはとても苦手意識があった。
コブは難易度が高い。普通に怖い。それに疲れる笑
さらにコブは目立つ。専用にレーンが作られているからだ。
横で観察してたり、上で待ってたり、下で見上げてたりする軍団がいることも多い。
僕みたいなコブ初心者にとって、一番嫌なのはそういう周りの目だ。
『上で待たせちゃってる…』とか『失敗したら恥ずかしい』とか。
そんな風に気にしちゃう。
何度か失敗が続いた時から、これまでほとんど挑戦してこなかった。
「うげー」
そうビビる僕を横目に子供達は
転んだり、コブの外に弾き出されたりしながらも楽しそうに挑戦していた。
子どもたちから
「ナタ(僕のあだ名)も滑ってこけてー!」
なんて煽られる。
イントラも知り合い。
僕が検定を受かっているのも知ってる。
「滑れるでしょ?(ニヤニヤ」
自分も挑戦しない理由がなくなってくる。
「えーい、うるさい!見とけ!こけざまを!」
思い切って滑った結果…
「あれ?意外といける!」
脚が動く。ストックが刺さる。コントロールできてる。
初めてコブを上から下まで通して滑り切れた。
もちろんギリギリ。
なんなら途中で何度か休んだけど、ちゃんと滑れたんだ。
今日もありがとうございました!
— もとあき (@motoaki_coach) January 10, 2025
なんとコブに連れていかれまして。
それでもまさかの完走。
しかも太フリースキー。
午前はクリア、午後は感覚が変わって走破できず。
でも「僕はコブ滑れへん」って思ってた。
世界が無理矢理変わることもあるんやな、と。感謝!。
もっとコブ上手く滑りたい! pic.twitter.com/lZBdoOQYHP
その瞬間思った。
「僕はコブを滑れない」っていう設定
「これ、自分で作ってただけなんだなぁ」って。
外側の力で「自分の設定」を外す
今回わかったのは、
外からの力が自分の「設定」を外すのにすごく効果的
だってこと。
自分一人だと、新しい世界に足を踏み入れるのは難しい。
だから、外から引っ張り上げてもらう力があると大きな助けになる。
「コブが怖かったら違うラインを通ってもいいよ」
イントラのそんな言葉を受け取りながら、それでも挑戦してみた自分を、今はちょっと誇りに思う。
言い換えると
「蓋をしてた自分の理想に素直になった自分」
になれたんだな。
あなたの「設定」はなんだろう?〜本当に見たい世界への一歩〜
誰しも「見たい世界」というものがあると思う。
そしてよく「自分なんて」と蓋をし、それを上書きするように違うことに取り組んだりする。
今回で言うと
「コブへの欲求」を「フリースキー」で上書きしたのだ。
でも結局モヤモヤする。
そして楽しみきれない。焦燥感がどこかにある。
「上書きし切らなきゃ」そんな焦り。
結局自分のみたい世界に素直になってみることでしか、見たい自分には慣れないんだよな。
これからも少しだけ勇気が必要かも知れない「見たい世界」に挑戦していきたい。
一歩踏み出せば意外といける。
もしかしたらあなたも次は「設定」を外せるかもしれない。