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あなたの「設定」はなんだろう?〜本当に見たい世界への一歩〜

こんにちは!

「自分はこれができない。」
そう思い込んでいる人って多い。
僕もそんなうちの1人だ。

今日は、そんな設定を外された時の話をしようと思う。


自分の「設定」を書き換えられた話

スキー教室で気づいた子どもたちのすごさ

僕はコーチングに加えて、「地域おこし協力隊」としても活動している。

地域おこし協力隊としてのミッションは「学校教育のサポート」。
学校の授業を手伝う中でスキー教室に行く機会があった。


雪国の子どもたちは本当にスキーが上手い。

大人顔負けの滑りを見せてくれるし、何より「度胸」がすごい。
彼らの挑戦する姿勢には毎回驚かされる。

いや、もしかしたら「度胸」というものですらないのかも。
とてもナチュラルにスキーを楽しんでいる。

「整地」(整備された滑りやすいコース)、非圧雪、急斜面、中斜面…色んな斜面関係なしだ。

「コブなんて無理」と思い込んでた自分

スキー教室ではそのゲレンデのスクールのインストラクターが指導するのだが、担当するイントラがこんなことを言い出した。

「じゃあ、コブに行ってみよう!」

僕「え、コブいくの!?」
子ども「やったー!」


僕はコブにはとても苦手意識があった。

コブは難易度が高い。普通に怖い。それに疲れる笑

さらにコブは目立つ。専用にレーンが作られているからだ。
横で観察してたり、上で待ってたり、下で見上げてたりする軍団がいることも多い。

僕みたいなコブ初心者にとって、一番嫌なのはそういう周りの目だ。
『上で待たせちゃってる…』とか『失敗したら恥ずかしい』とか。
そんな風に気にしちゃう。

何度か失敗が続いた時から、これまでほとんど挑戦してこなかった。

「うげー」
そうビビる僕を横目に子供達は

転んだり、コブの外に弾き出されたりしながらも楽しそうに挑戦していた。
子どもたちから
「ナタ(僕のあだ名)も滑ってこけてー!」
なんて煽られる。

イントラも知り合い。
僕が検定を受かっているのも知ってる。
「滑れるでしょ?(ニヤニヤ」

自分も挑戦しない理由がなくなってくる。
「えーい、うるさい!見とけ!こけざまを!」

思い切って滑った結果…

「あれ?意外といける!」

脚が動く。ストックが刺さる。コントロールできてる。

初めてコブを上から下まで通して滑り切れた。
もちろんギリギリ。
なんなら途中で何度か休んだけど、ちゃんと滑れたんだ。


その瞬間思った。

「僕はコブを滑れない」っていう設定

「これ、自分で作ってただけなんだなぁ」って。


外側の力で「自分の設定」を外す

今回わかったのは、
外からの力が自分の「設定」を外すのにすごく効果的
だってこと。

自分一人だと、新しい世界に足を踏み入れるのは難しい。
だから、外から引っ張り上げてもらう力があると大きな助けになる。

「コブが怖かったら違うラインを通ってもいいよ」
イントラのそんな言葉を受け取りながら、それでも挑戦してみた自分を、今はちょっと誇りに思う。

言い換えると
「蓋をしてた自分の理想に素直になった自分」
になれたんだな。


あなたの「設定」はなんだろう?〜本当に見たい世界への一歩〜

誰しも「見たい世界」というものがあると思う。

そしてよく「自分なんて」と蓋をし、それを上書きするように違うことに取り組んだりする。

今回で言うと
「コブへの欲求」を「フリースキー」で上書きしたのだ。

でも結局モヤモヤする。
そして楽しみきれない。焦燥感がどこかにある。
「上書きし切らなきゃ」そんな焦り。

結局自分のみたい世界に素直になってみることでしか、見たい自分には慣れないんだよな。

これからも少しだけ勇気が必要かも知れない「見たい世界」に挑戦していきたい。

一歩踏み出せば意外といける。

もしかしたらあなたも次は「設定」を外せるかもしれない。

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