見出し画像

【六甲ライナー】アイランドセンター駅 120%満喫する 六甲アイランドのセンターオブセンター 商業施設・ホテル・美術館が充実

神戸新交通六甲アイランド線 愛称六甲ライナーのアイランドセンター駅をご紹介します。
 
神戸市東灘区向洋町中、六甲アイランドのまさにセンターに位置しています。
 
一日の乗車人員は、約9000人。
六甲ライナーの中では住吉駅に次ぐ第2位で、六甲アイランド側の主要駅となっています。
 
海上に人工的に造られた島ですが、さまざまな種類の樹木が植えられており、驚くほど自然が豊かです。
 
計画的な町づくりによって、紅葉の季節にも非常にドラマチックな景観が生み出されています。
 
カフェのテラス席で、何気ない仕事の打ち合わせでしょうけど、なんというか、とてもおしゃれでしたね。
 
島は向洋町中、東、西の3つの町から成っていますが、東や西は主に工場や港湾施設が占めており、住民が主に住むのは向洋町中となっています。
 
その向洋町中の中心部には商業施設やホテル、美術館や学校などが集中しており、その中心に当駅があります。
まさにアイランドのセンターオブセンター、キングオブセンターなわけですね。
 
島の中心部の施設群は、スカイウォークといわれる空中回廊で結ばれています。
駅から、ずーっと地上に降りることなく、あらゆるところへアクセスすることも可能です。
 
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズは、マリオット・インターナショナル傘下の高級ホテルです。
 
六甲ライナーより東の住宅地をイーストコート、西の住宅地をウエストコートといいます。
 
この住宅地を、全長5キロのシティヒルと呼ばれる緑地帯が囲んでいます。
 
他の町にはない、非常に先進的で、未来的な町づくりとなっています。
 
六甲アイランドは、通称「六アイ」、また六甲アイランドシティのRIC、リックとも呼ばれます。
 
計画人口は3万人でしたが、現在の人口は2万人弱となっています。
 
ポートアイランドに続く、神戸第2の海上文化都市として、六甲アイランドの造成が始まったのは、1972年でした。
 
ポートアイランドの造成には15年を要しましたが、六甲アイランドの造成はさらに長い、20年を要しました。
 
1988年に最初の入居が始まり、1990年に六甲ライナーが開通しましたが、その時もまだ造成工事は継続中でした。
 
1994年に島が完成した時、面積は595ヘクタールで、ポートアイランドの443ヘクタールを超えて、当時世界最大の人工島でした。
 
ポートアイランドはその後2期が完成したので、現在の面積は833ヘクタールとなっています。
 
この、UFOに自動的に吸い込まれていきそうなデザインの建物は、神戸ファッション美術館です。
 
ポートアイランドも六甲アイランドも、埋め立てには神戸の山間部の土砂が使われました。
それによって切り開かれた土地は、須磨ニュータウン、総合運動公園、西区の産業団地などに変わりました。
 
この画期的な開発手法は「海、山へ行く」という言葉で表され、その象徴が須磨海岸に設置された巨大なベルトコンベアーでした。
 
須磨区や西区の山から切り出された土砂が延々とベルトコンベアーで運ばれ、海のダンプと呼ばれるプッシャーバージ船に載せられ、埋め立て地に運ばれました。
 
須磨ベルトコンベアーは2005年9月12日、西区の産業団地より最後の土砂が運ばれ、役割を終えて、その後撤去されました。
 
最後はどんな感じだったのでしょうね。
これが最後の土砂かーと、感慨深かったでしょうね。
 
住所の向洋町は、六甲アイランドが大阪湾という、まさに海に向かっているところからつけられた。
 
島には、カナディアンアカデミーなど、外国人学校が点在しており、かつてP&Gの日本法人の本社があったことから、外国人の住人も多いです。
 
島内に、保育園、幼稚園、小、中、高校、大学、専門学校のすべてが揃っています。
保育園から初めて、大学まで、ずーと島内の学校に通う人もいるんでしょうかね。
そして卒業後は、カネテツデリカフーズなどの島内に本社のある企業に就職すれば、もう完全に、生粋の六甲アイランド人ですね。
 
まあでも、楽しく生活できそうですけどね。
特に当駅周辺は、すごく雰囲気がいいです。
 
ちなみに六甲アイランド高校のように、校名に片仮名が入るのは、非常に珍しいそうです。
神戸に住んでいると、なんとも思いませんけどね。
 
当駅は、2階が改札とコンコース、3階がホームとなっています。
 
ホームは、フルスクリーン自動ドアの、島式1面です。
 
日中でも1時間に10本、6分ごとに列車が来るので回転が速いです。
ラッシュ時は3,4分ごとに発着します。
 
隣の駅は、終点のマリンパーク。
目を凝らせばホームが見えます。
 
当駅の開業は、1990年2月21日
仮名称は、「六甲島中央」でした。
このうち、六甲をのけて、島と中央を英語に換えて、本名称としました。
アイランドセンターです。
 
2011年から、「ファッションマート前」という副駅名が付けられています。
ファッションマートは、商業施設の他、賃貸オフィスやイベントホールなどが入る、複合施設です。
駅チャンネルの年次総会も先日開かれました。嘘です。
 
住吉方面隣はアイランド北口です。
もうホーム見えてますね。
 
その先の六甲大橋も見えます。雄大ですね。


いいなと思ったら応援しよう!