【読書記録#22】ケン・リュウ『紙の動物園』

中国系アメリカ人のケン・リュウの短編集。
表題の「紙の動物園」は史上初ヒューゴー賞、ネビュラ賞、世界幻想文学大賞の3冠に輝いた作品らしい。(ヒューゴー賞しか知らなかった。)

やはり紙の動物園が1番印象に残った。
SFという要素に、移民というマイノリティとしての、そしてそのマイノリティ起因の貧困層としての葛藤という人間の内面を描き出す要素が加わっている。
SF+純文学?的な感じ。

中国SFは正直読みにくいものも沢山あって、まだ心からハマりこめていない気もする。
もう少し数読まなければなのかな。

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