【読書記録#28】エリック・ジョーゲンソン『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』

もうタイトル通り。
ナヴァル・ラヴィカントという著名投資家の思想が書かれている。

幸福は何なのかを体系化、図式化している。
幸福は
・良い人間関富+健康+富

さらにこれらの要素を分解していき、より具体的な要素を書き出している。

例えば、富は
・収入+投資収益率×資産
に分解される。
といった形で巷に溢れる量産型自己啓発本にあるような曖昧さが無い、「最強の自己啓発本」と言えるのじゃ無いだろうか。

ここに書いてあることを実践、行動に移せる人が多ければ、世はシゴデキで溢れかえる。
でも現実はそうではない。じゃあ無駄じゃん。
…そういった態度でシニカルに自己啓発本を見るか、一旦記載の内容を受け入れ、咀嚼して、意識してみるかで大きな違いが出てくるような気もする。気もするだけかもしれない。

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