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19940404

第21期広告学校、星組
「あなたはちょっと投げやりな感じがします。あなたの中にあるものを信じてください。」
「やはりもっと言葉を補わないと、あなたのイメージしたものは伝わらない」
「もうすこし“気持ちにふれる“言葉でないと人の心は動かせないと思う。」
「自分を出すことが苦手、な何かが、表現についての阻害要因になっている気がします。たぶん、心理的なもの。潜在能力はあるのに。」

文芸創作もダメ、シナリオもダメ、そしてコピーライターもこんな感じで、社会に逃げ込んだ。なんとか書くことだけは続けたいと、その周辺をウロウロして30年。書くことの原点は、一倉先生が贈ってくれた言葉たち。ここから、旅がはじまって、少しずつ殻を破りながら、やっと、自由を手にしたんだと思う。やっと、何かをつかんだのだと思う。

「あなたの中にあるものを信じてください。」

一倉先生、ありがとう。


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