2024.7.28 アイドル
首後ろに印刷されている服のタグ的なやつを嫌がり、自転車でのけぞって「背中が痛いの!」と大騒ぎする。遊んでいると気にしないので多分気の持ちようみたいなところもあるんだろうけど、ちゃんと不快感を訴えられるのはすごい。
母の服についた紙くずをわざわざ立ってパンパンと払い落としに来てくれる。「ンマーなんて優しいんじゃろか」と言うとその後は「なんて優しいんじゃおか」と自画自賛している。
ご機嫌に晩御飯を食べているところに、子供がバッタを顔に載せている映像を見てめっちゃ眉間に皺を寄せていた。バッタだけの映像を見てもそんなリアクションはしないので、「バッタを顔に載せる」ということの不快感までちゃんと理解してるんだな。
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この数日前にSixTONESのジェシーの熱愛報道(ひどい言葉だよ)が出て、それ以降アイドルの恋愛と結婚と人生、ファンとアイドルの関係とは、をじわじわ友人と話していた。
アイドルも恋愛をテーマにした歌を歌うのだし、それなのに恋愛は禁止、というのはどんなに強固な建て付けがあろうと守れない人はいるでしょう。恋愛の価値の高さを大音声で触れ回っているのは彼らなのだから。
あと普通に、アイドルも生きていてアイドルとは別の本人の人生があるので、そこもちゃんと楽しく幸せにしていてほしいなと思う。生活の全て、人生の全てを犠牲にしてアイドルになるのは、ファンにもその重てえ荷物を背負わせることになってしまう。
全てを犠牲にしたからこその輝き、たしかにあると思います。でもそれを本人以外の人が求めるのは非人道的だと思う。
アイドルだって普通に恋愛して結婚して、ファンに対して擬似的な恋愛関係を提供するという役割からは降りてもいいでしょう、という持論があります。アイドルの役割って他にもたくさんあると思うので。