2024.6.20 ADHDは待つのが一番の時短

お昼寝中にご飯を作っているとリビングのドアがスー…と開き、ドアノブより下の位置からショボショボした小人が出てくる。自分で起きてドア2枚を開けてリビングまでくるのは初めてかも。寝起きが良かったんだな。

起きて()で買い物。()階までエスカレーターで上がる。あーちゃんはユニクロの店内でキッズ服を「こいぇはー、ぶたさん!こいぇはー、おぎぎり!」などと言いながらハンガーを持ったり戻したりを繰り返す。難しいかなと思いつつあーちゃんと初めて2人で試着室に行くと、広いところに案内してもらえて余裕だった。ありがたいね。()

絵本とかを「見せて」と言うとこれまではあーちゃんがしっかり見える角度で持ち直してこちらからはなんも見えない、という感じだったのが、昨日からはちゃんと向きを変えてこちらに見せてくれるようになった。「他の人からはどう見えているか?」を想像出来るようになったんだ。成長だ。

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最近はかくれんぼにはまっており、でもちゃんとルールを遵守できない。私が隠れる分にはちゃんと「もういいよー」「はあい」と探しに来てくれる。あーちゃんが隠れるときには数を数え終わると物陰から笑いながら走って出てくる。かくれんぼとは、ちょっと遠くに行くくらいの認識なのかも。じゃあ母めっちゃ意地悪じゃん、ドアの陰に隠れたりしてさあ。あーちゃんが大声で笑って駆け込んできて抱っこするとウキャキャ!!と嬉しそうにする。走馬灯に入れてください。こんなに可愛かった頃があったんよ…とおばちゃんになった時に話してやろうかな。


今日、家事効率化について考えた結論、「結局マルチタスクせず目の前のことを丁寧にやりきるのが1番早い」です。私は多分注意欠陥であり、その短期記憶の弱さは全然一歳児の娘に負けるくらいなんだけど。今日も「トイレに座ったからシール貼ろう」の約束を片付けている間に忘れていて娘に指摘された。

こんなふうに話も飛ぶし。

注意欠陥、いわゆるADHDの人間は「その場でちょっと待つ」が1番の時短らしい。まあそうかも。
電子レンジで40秒温めるものがあったとして、この待ち時間で何か出来るなと思ってなんかやってる間に温めていることを忘れる。そして冷える。また温める。
こんな風にマルチタスクするつもりが二度手間を生むのだ。
今日はやり始めたら気合を入れてやり通すということを意識してみた。Amazonからの荷物、商品を出したらそのままひと息に段ボールを畳んでストッカーに差すまでをやるとか。洗濯物を畳んだらハンガーまで一気に片付けてしまうとか。
「これ後で使うから出しとこ」は視界にノイズとなり、「あれ、これ、片付けるんだっけ…あぁいやいや後で使うんだ」と何回も頭のリソースを取られる。そんなんならちゃんと片付けといて必要な時にその都度出すのがいいね。多分やってみるとそんなに手間じゃないだろうし。
世のきちんとした人は考えるまでもなく到達できている地点が、やっと見えてきた感じだな。