詩　存在

どこにいるの？

だれといるの？

そんな言葉がけに

応えてはいられないの

誰にも知られたくないの

だって知られたら私はやってられないわ

どうしてなの？

どうしてるの？

だって私ゴミみたいな人間なの

ゴミみたいな考え方してるの

屑よ屑なのよ

あなたにだって

結局私はゴミ屑のような

迷惑千万な存在なの

もう私を見ないで

どうして？

そんなことないわよ

とっても自分が嫌

とても醜いの

皆が私を嫌がるのが私にはわかるわ

私と同席するのが嫌

きっと私が醜いからなのよ

ドンマイ、ドンマイ

そんなことない、ない

だつてあなたはとっても綺麗

明日あなたに

私の描いたあなたの肖像画を

お見せするわ

出来は上々

モデルがいいからよ

どうしてそんな問いかけをしたの？

あなたが好きだからよ

私はあなたが好き

元気になってほしい

ゴミの私を好きだなんて

あなたの頭がおかしいの？

あなたはゴミなんかじゃない

惑わされて

可愛そうな方

どうぞ一眠りして

目が醒めたら

ホットミルク飲んでホッとして＿