絶望?いや、ここにこそ希望がある!トウェインは、人類に絶望していたのか? 翻訳版のあとがきを読むと「何故、トウェインは人類に絶望してしまったのか?」と書かれた箇所が見受けられます。しかし、私の意見は真逆です。 「この本の中にこそ、いやこの本の中にしか希望はない」と思っています。 すべての人に共通する問題点 トウェインはすべての人間は「自分たちと同じように考えてもらうことで他の人の状態を良くしたい」という願望を持っていると述べています。 つまり、自分の「価値観と考え方」を
「人間とは何か?」というパズル「Man the Machine.(人間は機械だ)」 「WHAT IS MAN?(人間とは何か?)」という本は、こんなショッキングな書き出しで始まります。多くの人が、この本の内容をどう解釈するべきかを悩んでいます。私は、三つの出版社の翻訳版をすべて読んで、それぞれの本の後書きからそのことを感じました。そこには、翻訳者でさえ、混乱し、とまどい、時に嫌悪感すら抱いたのではないかという気配が伺えました。 私は、この本の内容を深く掘り下げるには原書(英
社会問題を解決したい私は、様々な社会問題を解決する方法を模索しています。 私が求めているものは、宗教的なものでも、特定の思想の理想を反映したものでもなく、極めて現実的な、実現可能な方法です。 問題を解決できるのは「学問」だけ 私は、どんなことであれ、問題を解決して、それまで不可能だったことを可能にできるものは「学問」だけだと考えています。 それまで治せなかった病気を治せるようになったのも、空を飛べるようになったのも、月に行けたことも、すべては「学問」によって成し遂げられた