【詩】こたえはいつも
いつまで違和感を抱えたまま
整えられた道を歩けばいいのか
いつまで劣等感を抱いたまま
ナイフを握り続ければいいのか
いつまで罪悪感を覚えたまま
降り注ぐ陽を浴びればいいのか
くり返される問いかけに
こたえはいつもひとつだけ
こたえはいつもひとつだけ
どこまで愚かさを披露すれば
居場所を探さずにすむのだろう
どこまで正しさを証明すれば
他人に認めてもらえるのだろう
どこまで確かさを追求すれば
安心を感じて過ごせるのだろう
くり返される問いかけに
こたえはいつもひとつだけ
こたえはいつもひとつだけ
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