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【カフェ】緑を感じながらくつろぎたい時に(府中)

わたしは府中の大國魂神社を訪れていた
近くに地元で愛されているカフェがあると聞いたのだ

緑豊かで立派な境内

緑のパワーを感じながら境内をまっすぐに進む
本殿に向かって軽く一礼し、手水舎の左の小道を進む

手水舎(ちょうずや)

この道であっているのか不安に思いながらも、
目的のお店が見つかり安堵した

右奥の黒い建物

こぐま屋珈琲店
一軒家のカフェらしい

珈琲やソフトクリームのテイクアウトもできる

格子戸を開いて中に入ってみる

店員さんから2階を勧められたので
入り口横の階段を登って2階へ

そこは座敷だった
大きな窓側に一本の掘り炬燵のテーブルがあり、
どうやらその席が人気のようだ
女性二人が談笑しながらランチしていたり、
一人でランチを満喫している女性もいた

大國魂神社の緑を眺めながら寛ぐことができる
素敵な空間だった

ぜひ2階を使ってみてほしい

わたしはその後ろにある小さなテーブルを選んだ
このテーブルは掘り炬燵ではないため、
丸い座布団の上で正座した

すぐに店員さんがレモン水を持ってきてくれた

テーブルには熊のイラストの描かれた
可愛らしいメニューが置いてあった

お菓子とランチでメニューが分かれており
わたしはお菓子を頂くことにした

メニュー

ページを捲ると知らない名前に遭遇した
イートンメスってなんだろう?

知らないスイーツに出会うと試したくなる

どうやって店員さんを呼ぶのだろうと思ったところで
テーブルの上の丸い存在に気づいた

黄色いポットの横にブザーが

恐る恐る真ん中を押してみた
やはり、呼び出し用ブザーだった
店員さんが1階から階段を上る音が聞こえる

イートンメスとカフェラテをお願いした

すぐにカフェラテを持ってきてくれた
喉が渇いていた私は心の中で感謝しながら、
一口いただいた

自家製珈琲で作られたカフェラテはとても美味しかった

わたしはオーダーの際にイーメントス
言い間違えなかったか急に不安になった

店内のスピーカーからは心地よいJ-POPが流れており、
気になったのでSoundHoundで曲を検索してみた

細野晴臣さんのPLEOCENEだった

カフェ程度の雑音があってもかなり精度高く便利だ

しばらくしてお待ちかねのイートンメスが運ばれてきた

これがイートンメス


珈琲ソフトクリームの上に
小熊モチーフのクッキーがのっている
季節のフルーツはマスカットと葡萄だった
珈琲ソフトクリームは珈琲の主張が強すぎず、
珈琲を感じる程度のもの
メレンゲのサクサク食感と相まって、
なんとも味わったことのない美味しさだ

子供の頃からそうなんだが、
アイスが溶けると損した気分になる
私だけだろうか

味わいつつも、アイスが溶ける前に急いで食べた

今回、カフェラテとともに読んだ本はこれだ

来週、祖父母の家を訪ねるのだが、
何を手土産に持って行こうか悩んでいた

しばらく寛いでいたら、
次の予定の時刻が迫っていることに気づき、
慌ててお店から出た

結局、祖父母に持って行くものは決まらなかった


ここまで読んで下さり、ありがとうございます

このお店は、都会の喧騒から少し離れて、
足を伸ばしてゆっくりしたい時にオススメです

大國魂神社に参拝に来た際には、ぜひ

日替わりランチはカオマンガイでした

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