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第47回 藤沢野焼祭はお天気に恵まれました✨

「ここ何年か天気が悪いんだよね~」「去年の土砂降りは大変だった」「今年は晴れでなくてもいいから雨だけは降らないでほしい」という声があちこちから聞こえてきたこの夏、「いざ尋常に…!」当日を迎えたら、なんと両日ともに雨降らず!わーい!ありがとうございます!お天道様~!

朝、会場に着いたばかりの時は分厚い雲が空を覆っていて「大丈夫かな?💦」と心配していましたが、午後になってからだんだんと雲間に青空が見えてきて、夜は星が見えるという最高の締めくくりを迎えた1日目(雨が降ると、せっかく乾かした窯が下から水を吸って湿ってしまうし、焼き物を焼くためのバタ材が濡れたり、火がつきにくくなったりしてしまうので、どうしても降ってほしくなかったのです)。2日目は、台風の影響でか風こそ強かったものの、午前中は1滴も降らず、午後の片づけはサーサーとした雨は降りましたが、土砂降りにはならず、その日の作業を終えることができて本当に良かったです。気温も1日目は最高33.7℃/最低24.0℃、2日目は最高31.4℃/最低24.7℃(tenki.jp、一関のアメダス参照)と、日中はそれなりに暑かったけど、カンカン照りにならなかったおかげで比較的過ごしやすい2日間でした。

1日目のお昼過ぎの空の様子

8月10日(土)、私たちスタッフは朝9:00にグラウンドに集合。それからお昼に近づくにつれ続々と出店売店の方々が準備に入って来られて、13:30からの作品受付が始まると一瞬で列ができて、私もスタッフの仕事をしながら「行列になる前に!」と列に並んで受付を済ませ、指定された窯へ自分の作品を運びました。私は(スタッフなのに)作品をどうやって運ぶのか知らなかったので、合計約20kgの作品を、とりあえず…と午前中に置かせていただいていた場所から2往復して運ぶという力業をしました(笑)16:00までは車で入ってよかったみたいです。ですよね~。めちゃくちゃ大きいもの作ってる人とか、グラウンドを横切るの苦行ですもん(笑)
来年は、作品の大きさとか、段ボール箱を持って行くとか(持ってなかったんかい)、窯入れまでの間置いておく場所とか、ちゃんと考えようと思いました(^^;) 来年は、SNSでもちゃんとご案内しますね!

がんばって運んだ、私の初めての作品。
手形の指や接続部分がいくつか折れちゃいましたが、とりあえず全部窯へ

15:00には作品の窯入れが始まり、15:30過ぎには藁焼きの準備が始まっていました。私は16:00からオープニングセレモニーの準備で窯から離れていたのですが、その間に各窯で藁焼きをして、18:00前には合計9窯で藁焼きが完了。

窯に作品が入るとこんな感じ
こちらが藁焼きの準備の様子

そしていよいよオープニングセレモニー。藤沢中学校の子たちが縄文時代の手法で火をおこすのですが、火がおきるまで周りで太鼓を叩いて鼓舞したり、縄文踊り「もんじょりど~」を踊る人たちが火がおきるように願ったりします。そうしてついた火を藤沢野焼祭実行委員長と一関市長が持つ松明につけて、最初に真ん中の「縄文の炎」と呼ばれるシンボルの薪に火をつけ、次にその周りの9つの窯の担当者が「縄文の炎」から火をもらって各窯に火をつけます。そして、町民が作曲し踊りを考えた「もんじょりど~火入れの舞」が披露され、開会の挨拶の後、サンババージョンの「もんじょりど~歓喜の舞」が披露され祭りがスタートしました。

火おこしの様子

祭りが始まったらもうあれよあれよという間に時が過ぎていきました(笑)
来年の宣伝用に素材をたくさん撮っておかなくちゃと思って、携帯やらカメラやらGoProやらでステージをメインに撮影していたのですが、ステージに次から次へと知り合いが出てきて(自分が見たいから笑)全く離れられなかったし、(いつもすぐ売り切れになってしまうと聞いていたので)ピザの予約をしていたのにあまりに取りに来ないから電話がかかってきてしまうし(すみませんでした💦めっちゃおいしかったです!来年も食べたい✨)、ピザを取りに行ったら帰り道に色々な人と出会ってあちこちで話に花が咲き、出店売店は人が多すぎて来年用の素材全く撮れなかったし、窯の方は全部周れなくて薪をくべる様子とかあまり撮れなかったし(焼成員さん達すみません💦少しの時間でしたが近づいたらめちゃくちゃ熱くて、これを燃やし続けてくださっていることに感謝しかありませんでした!ありがとうございました!)、なんかあっという間に最後の藤沢音頭の時間で「ステージあがって!」と呼んでいただいてカメラそっちのけだったし、各村のテント周り忘れちゃったし(ここ一番動画に撮りたかった💦ミスったー)、あとから動画見てて「え!この人も来てたの!?挨拶したかったー」って人もいたけど、初めての藤沢野焼祭とにかくめちゃくちゃ楽しかったです!!!!!

今年初めて実施された、縄文村対抗火おこし大会
火を燃やし続ける焼成員さん達
窯の中で焼かれる自分の作品を発見✨
燃え続ける、1日目の最後の縄文の炎
2日目の朝、取り出された自分の作品✨
作品を審査会場に並べている様子
祭りのあと、片づけの合間の休憩姿をパシャリ

本当に最初から最後まで激アツなお祭りでした!誰でも作品出品できて、その場で焼いてもらえるっていうのがすごい!ぜひとも全国に広まってたくさんの人に参加してもらいたいと思いました!ほんとにワクワクしますよ!!とくに2日目の朝が!「ちゃんと焼けてるかな~」「割れてないかな~」「ほかの人の作品はどうかな~」「みんなレベル高!」「この作品どうやって作ったんだろ~」などなど、作品審査会場は、その日だけの特設屋外美術館に✨

もうすでに「来年はどんな作品作ろうかな~」とか、「どうしたらこの楽しさがもっと多くの人に伝わるかな~」とか、続けていくためにはどうしたら良いかとか(スタッフに若者がほんとに少ない!💦)、「SNS発信の仕方がこれで良かったのかな」とか、考えるくらいこのお祭りが好きになりました!!夏の暑さは苦手だけど、早く来年の藤沢野焼祭をやりたいです!そんで来年は絶対各村のテントをまわりたいです!!!藤沢は、優しくて面白いおんちゃんが多いのだ~!その様子を来年こそは動画に収めて皆さんにお見せしたいです✨

文章と写真だけでは伝わりづらい部分もあるかと思いますが、本当に1度は来てみてほしいお祭りなので、よければ下記Instagramをフォローして来年の藤沢野焼祭に来ていただけると嬉しいです!毎年8月の第2土曜・日曜なので、ぜひご予定を空けておいてください~!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!ではまた!

(後日談)折れた指たちをボンドでくっつけてなんとか形にできました~
おまけのトトロ💗