【週間】FX徹底分析 2024/5/6
通貨インデックス強弱
DXY(ドル)
強弱:強い(が、流れが変わりつつある)
週足レベルだと、「安値切上げ」、「高値切上げ」の両方を満たしており、上昇トレンドと言えます。先週の分析した通り、赤矢印のように週足高値のラインで反発しました。FOMCや雇用統計の結果を受けて、青矢印のように週足75EMA付近まで下落してしまうのか、週足高値のラインで反発して月足高値を超えていってくれる(赤矢印)のかどちらかになるかと思われます。
週足安値を割り込む、つまり週足75EMAを割り込むようなことがあればトレンド転換と言えるでしょう。その場合は目線を下目線に変える必要がありますが、それまではドル強と見ていいかなと思っています。週足のRSIも赤丸で示したようにデッドクロス仕掛かっているので不安材料ではあります。警戒しながら取引していく必要があります。
JPYX(円)
強弱:弱い
先週の分析で警戒していた通り、介入やはり来ましたね。。クロス円ロングポジションを利確しておいて正解でした。先週の安値を一時的に割り込む形でしたが、為替介入で一気に上昇する形となりました。ただし、依然として月足安値の下で推移しておりまだまだ弱い状況といえます。安値を切り上げて、直近の週足高値を超えていけば、トレンドが変わっていくかと思われますが、そうなるためには日銀の更なる利上げ又は米国の利下げが必要になるでしょう。
クロス円をショートするという選択肢は持たない方がいいと思います。それよりはクロス円ロングの押し目チャンスだと考えます。ユーロは利下げが見込まれつつあるので、ドル円、ペソ円中心に買い集めるチャンスと見ています。特にドル円は、151~152付近が以前かなり長い間揉み合っていた、長年破られなかった抵抗帯であったことから分厚いサポートゾーンとなると考えています。そこで多くの買いが入ると思いますので買い集めていくといいと思います。逆指値はそのサポートゾーンの下におきます。
週足RSIはゴールデンクロスしかかっていますね。
(ここから流れ変わる、、?)
EURX(ユーロ)
強弱:強さがなくなってきた
週足高値を更新して、週足レベルだと上昇トレンドと言えますが、長い上髭をつけた陰線となりました。これまでの上昇の勢いが弱まっているのを感じます。月足高値のラインで押さえ込まれているのもあり、ここから下落に転じるパターンも考えられます。ユーロを積極的に買いに行ける場面ではないです。週足RSIもデッドクロスしかかっていて、警戒が必要です。
SXY(スイスフラン)
強弱:弱いが強くなりそう
週足200EMA、200SMA付近で2度の下髭をつけた形となりました。ダブルボトムのような形です。週足RSI、MACDもこれからゴールデンクロスしていくかのような形に見えます。月足安値も割っていないということもあり、スイスフランは底堅いかもしれません。これまでのように売りにいくのは控えた方がいいように見えます。週足200EMA、200SMAをローソク足実体で割り込むまでは、短期的な買いに切り替えていく場面かなと個人的に考えています!
AXY(豪ドル)
強弱:強くなり始めている
先週の分析通り、今週は下髭をつけた陽線となりました。下髭を連発していることもあり、豪ドルの強さを感じます。このまま、紫色の三角ボックスを上抜けていくように個人的には考えています。ただし、そのすぐ上に青の並行チャネルが待ち構えており、多くの壁がまだまだ待ち構えています。ここを抜けていくと今度は週足の200EMA、200SMAです。。。
強くなりそうに見えますが、抵抗圧力も大きいのでかなり読みづらいですが、個人的には上目線で見ています。
フォールスブレイクアウトとなって、紫の三角保ち合いを下に抜けていくのであれば下目線に切り替えますが、RSIがゴールデンクロス済み、MACDもゴールデンクロスしそうなのを考えると上目線の方が強いかと考えています。
MXY(メキシコペソ)
強弱:強い
先週の高値を更新して、下髭をつけた陰線となりました。週足高値を超えることはなかったですが、まだ上昇トレンド継続といえます。今週の値動きで週足高値を上抜けるのか、はたまた週足高値のラインで反発してダブルトップのような形になってしまうのか要警戒していく必要があります。
かなり強い上昇トレンドなので、上目線ではあります。週足安値を割っていくような動きとなれば、目線を切り替える必要があるのでそのラインには要警戒でお願いします!
今週おすすめ通貨ペア PickUP分析
随時更新していきます。
USD/CHF
【週足】
【日足】
【4時間足】