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【ヒプマイ】そこになければないですね頂上決戦【ジュクドラパ】
ほんとはほとんどハマしか履修してないのでハマの感想だけ書こうと思ったんですけど、うっかり聞いてしまったらとんでもない内容だったのでシンジュクのドラパもちょっと感想を書かせていただこうと思います。
ハマにハマった頃にはもうドラパも結構出ていて、かいつまんでハマ中心にしか摂取してこなかったのでもう出てる情報とかを取りこぼしてる可能性が大いにあります、先にご承知おきください。あ、あとコミカライズも依然未読です。だっていっぺんに消化しちゃったらもったいきがして。。
【以下シンジュクディビジョン麻天狼のドラマパートの内容に触れます。ネタバレにご注意ください】
ジュクドラパはもう試聴が出た段階でおすすめTLに流れてくるジュク推しが泣いていたので気にはなっていた。
これまでのドラパでもコンテンツ開始時からあった問題が次々とスピード解決されているのでついに一二三の女性恐怖症の詳細も明らかになるんだな。。。と覚悟してはいました。(ヒプマイ終わってしまうのか?と思うほどに全て解決してて怖い。まだ終わらないでくれ。。。)
フェスの時に一二三が仄仄を「理解したい」と言い始めた時はもうそんな怖い人と関わるのやめた方がいいよと思っていたけど、ジュクドラパを聴くと仄仄と全く逆ベクトルで同じくらいの怖さが一二三にもあった。
独歩が「普通じゃない」と言っていたのに対し「普通なのがそんなに大事なのか(意訳)」と返していたところを見ると本人も多かれ少なかれ自覚してはいそうだけど、仄仄が悪の頂上にいるならば一二三は善の頂上にいて、上空で二柱の神がビームや波動砲でやり合ってるのを見上げている一般人独歩と、人間のふりをして独歩の横に佇んでいるが実のところ全然人間じゃない寂雷先生という構図だったと思う。
二柱は絶対に相容れない。お互いにあると思っているものがないのだから。あると思っているから、ないことが受け入れられない。気味が悪く気色悪い。仄仄が暴きたい偽善も、一二三が理解したいロジックも、お互いあるんだろ出せよ!と言っているけど、ない。出したくても、ない。ただ、押しの強さでやや一二三が勝った。
これがもしハマだったら、真正マイクを自分に向けたとして「そこまですれば理解を示すかもしれない」「こうやって揺さぶれば本性が見えるかもしれない」「ここで時間と注目を稼いでる隙に後ろから理鶯がチョークスリーパーで落とす」みたいな、思惑や勝算や駆け引きがあるはずなんですよ。それがほんっとうになかった。仄仄が命を落とさない、一二三の言葉に偽善がないことが明らかになる、この二つを達成する一番合理的な方法として選んでいるだけに過ぎず、それ以上でもそれ以下でもなかった。よく29年間生きてこられたなと思う。独歩さんの苦労に思いを馳せずにはいられない。
一二三も仄仄も多分、過去には色々あったけれども基本的には生来の性質でそうなっていて、種々の事件もそれゆえにいまのあの子たちになったというよりは、生来の性質のせいで事件があんなふうになってしまった、という感じなのだと思う。(ジゴロモードは別として)
H歴の色々普通じゃない人々の中で、普通の感覚を携え、持ち前のガッツで走り回りチームメイトを現世にとどまらせている観音坂独歩さん、今回ぶっちぎりのMVPでしたお疲れ様でした。先生のことも、間に合ってよかったし説得できてよかった。衝動的なアレだったとしても思い切りが良すぎるし、目の前であんなことが起きていたのに悪い意味でマイペースを発動していた先生も割と目が離せない人なのだなと思った。
ヒプマイ、アラサーもアラフォーも余裕で危なっかしいの結構好きです。現実世界の私たちも全然達観してないし落ち着きないもんね。
一二三のジゴロモードについて独歩がどう思ってるのか疑問ではあったけど、「キザなお前がいなくなるのは寂しい」と好意的に受け止めてたのもなんかよかったです。女性恐怖症が真に克服されたわけではないかもしれないけど、「子猫ちゃんたちのために」と前向きな理由での継続になってちょっとホッとしました。
各ディビジョン、最初のチーム曲のイントロで〆だけど、やっぱり一番根底に流れているのはそれなんだよなあ。ほんとそれぞれをよく表していると思う。
先日のヒプ生で天谷奴零のトレーラーが公開されましたが、バックの叫びを聴くとまたドラパへの期待が高まりますね。。。!
オオサカのCD発売も楽しみ!