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部下の個性の見つけ方 その2

部下の個性の見つけ方、早速結論を話しますね。

1.メンバーに多くのチーム(役割)を経験させること
2.小さいプロジェクトリーダーを経験させること
3.メンバーの得意を「サービス」にして社会に貢献にすること

なんか難しそうと思いますかね?
非常に簡単ですので、私がやった例をご参考にいただければと思います。

まず、3つの方法で共通する部分があります。それは

「機会が人を創る」

ということです。よく聞く言葉ですね。これに私の考え方を付け加えるのであれば

「機会が人を創り、新たな自分を気づかせてくれる」

です。仕事においても人生においても結構当たり前のことなのですが、以外と社会において、自分達の職場においてルーティン業務していると気づかないものです。
メンバー自身も、管理者である私達も。
それは実績という「一つの評価軸」だけで仕事のやり方を選択しているからかもしれません。私自身も気づいたらこの考え方1つになってしまう時があります。

管理者やリーダーがやるべきことは、業績という軸だけでなく、メンバーの成長する為にどうすればいいかという視点も重要になります。
具体的にどうすればいいか、それは

「メンバー(部下)に活躍する場を与えればいい」

それだけで充分です。

「1.メンバーに多くのチーム(役割)を経験させること」
私は組織内において多くのプロジェクトチームを作っていました。
プロジェクトチームなんてカッコいい言葉を使ってすいません。
単純に役割分担です(笑)

私の職場は車のショールームでアトラクション施設部門の
チーフマネージャーでした。
この中で私は沢山の「プロジェクトチーム」を創りました。
「次のイベント対応チーム」
「新企画提案チーム」
「防災チーム」
「アルバイトスタッフ育成チーム」
「安全衛生チーム」etc..

というように、難しく考えずに組織内で対応する業務を
単純にチーム化した、ということです。
そこには必ず「リーダー」と「サブリーダー」を決めています。
その上にマネージャーが面倒を見て、現場側が下した結論に対し、
最終的な判断を私が行う。。。という形式にしております。

「なんだよ、結局お前が決めるのか。。。」と思われがちですが
基本現場のやり方を尊重しており、方向性の修正が必要な時だけ口を出すくらいです。

まあ、それはそれで今度は責任放棄かと言われそうですが、
管理者が口を出さなくても、チーム業績に影響しないようにしています。

チーム創りにおいてポイントなのは、会社業績に大きく関わるものも
ありますが、全く関わらないものもあります。メンバーも業績に大きく関わることが「花形」のチームと思いがちです。

しかし、ここでポイントなのは、「会社業績にあまり関わらない」チームの方が
メンバーの個性を見つけることにおいては重要な役割を果たします。
それは何故か。理由は簡単です。

「失敗できるから」

これがすごく重要です。だからこそ、部下は新しい役割、新しいプロジェクト、
新しいメンバーでチャレンジができる。そこで得た新しい経験・価値観こそが

新しい自分(個性)の発見につながるのです。

つまり管理職やリーダーである皆さんが重要なのは
業績に影響を持つプロジェクトにエースメンバーを投入するだけでなく
業績に影響を持たないプロジェクトを創り、権限を持たない部下達に権限を持たせることが長期的に部下育成やメンバーの個性を見つけることに重要なことなのです。
そしてそれが、次の業績や利益に繋がっていくスパイラルを生み出していきます。

皆さんの権限の中で自分の所属している組織の業務をチーム化して
業績に影響でない程度に、自由に後輩たちにやらせてみましょう。
次回は私の複数のエピソードを元に部下の個性をどう見つけたか、
そしてそれをどう社会に還元したかお伝えしますね。

ご覧いただき、ありがとうございました。




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