猫用キャリーケースの使用感報告
猫用のキャリーケースについて個人的な感想をお話ししようと思う。
これから猫用にキャリーケースを買おうかとが考えている方の参考になれば幸いである。
ソフトタイプのバッグ型キャリーケース
亡くなった猫の通院のために買ったもの。
寒い時期の通院だったので、体温を下げないように隙間を少なく風もあまり通らないタイプと思って購入した。
ポケットにカイロを入れたり、底板の下に湯たんぽを敷くなど出来たのがよかった。
上部はネットと布の二重になっているので、待合室で様子を見やすかった。
難点は、嫌がってバタついたら入れにくい事。
あと、給水器をつけたり出来ないので短時間の移動に限られる。
外ポケットはウェットティッシュやマスクを入れたりも出来て便利。
カゴ型ハードタイプキャリーケース
初めて買ったキャリーケースがこのタイプ。
見た目の可愛さとお手頃価格に惹かれて購入するも、嫌がられた時の入れにくさはダントツ。
小さな窓から入れようとすると全力で四肢を開いて抵抗。
大きく蓋を開いて入れると、蓋閉める前に大ジャンプで逃走。
おとなしめの猫やケースが好きなコなら、夏場涼しいし洗いやすくてオススメ。
キャスター付きキャリーケース
ご近所の方から譲ってもらったのだけど、揺れが気になってしまい&引かなきゃならないほど重い猫じゃないので使われなくなった。
小型犬ならキャンプとか連れて行くのに便利そう。動物病院でも小型犬に使ってる人を良く見かけるので、犬か重くて持てない猫に良いかも。
ハードタイプキャリーケース(クレート)
特にこだわりがないならコレがオススメ。
フェリーや飛行機にも乗せられて(乗せた事無いけど)給水器も取り付けられるので長時間の移動も可能。
上下に分かれて大きく開けられるので、動物病院でも推奨されてた。
非常時には避難所(ペット可の所)で簡易ケージにも使える。
寒さが気になったら上から被せる布のカバーも売ってる。
オマケ・キャリーケースを嫌がらせないコツ
キャリーケースって狭いし、非日常だし、入れられたら大抵が嫌な場所(病院)に到着する。
だから猫はケースが大嫌いになりやすい。
前の猫もそうだった。
体力が無くなって抵抗できなくなってきても、蓋を閉められまいと背筋を伸ばしてこちらを睨みつけてきたものだ。なので、今の猫達はキャリーケースを好きになるように躾けている。
使用してるのは、最後に紹介したハードタイプ。
やっぱり非常時に使う物には抵抗感を持って欲しくない。
扉を開けて中にオモチャを入れ、猫がいる部屋に置いてある。
使ったオモチャはまたケースに入れておくので、猫は自分からケースに入って好きなオモチャを咥えてくるようになった。
部屋と部屋を移動する時もケースに入れる。
面倒だけど、ケースに入って行った先で他の家族が遊んでくれたりオヤツを食べられる経験が積み重なれば、ケースが嬉しい物になるかと思って。
中にブランケット敷いてベッドにしちゃうのも良いかもしれない。