鬼武者2リマスター発売にあたっての雑感
鬼武者リマスターの時に思ったこと。それは「ひょっとして予算全然ついてない？」である。
まず今どきPS2のゲーム1本だけのリマスターってのが珍しい。（ANUBIS
M∀RSなどいくつかありますが）
で、追加要素もちょっと操作関連をいじったようなもの。
その分値段はクソ安いが、ファンとしては一万円してもいいから大満足の品物を出してくれという気持ちを抱かずにはいられない。
長い事休眠してたIPだし、経営判断として慎重になることは理解できる。
でもファンだからあーだこーだ言わせてくれ！
ということで、初代鬼武者のリマスターを振り返りつつ、鬼武者２リマスターの既存情報を個人の感想を入れて解説していきます。
初代鬼武者リマスターで実装された新要素
重要と思われるもののみ抜粋。
・スティック操作
私のような訓練された者ならラジコン操作は慣れたものだが、令和においてはあったほうがいいに決まってる。
割と操作性良くて驚いた。こんなんできるならPS２時代から実装してほしかったなぁというのは今だからできる話か。
・簡易武器切り替え
初代のリマスターで一番気に入っている要素！扉の封印を解くのが非常に楽になった。
スティック押し込みによる発動であり、誤って発動してしまうとの感想が多いが、私は一度もそんなことはない。
・声優変更
左馬介だけ変えるってことはできなかったのでしょうか⋯まぁ左馬介はかなり良くなったけど、ギルデンスタンとか前の声も良かったなぁ。
ここに予算吸われてんのもったいないわ。
・楽曲新録
まぁ仕方ないけど⋯感想は同上。
初代鬼武者リマスターで実装して欲しかった要素
予算少ないから仕方ない？知るか！
・難しいモード
これは正直、絶対に欲しかった。有料DLCになってもいいから欲しかった。
もう私にとっては初代は初期武器＆無強化でも簡単なので（だだしそれだとヘキュバ戦がダルいのでそこだけは武器変更ありのマイルールとしている（笑））。
・ギャラリーモード
当時の設定画などを見れるモードがあればよかったのだが。多くのリマスターゲームで実装されている機能だし。
・新ミニゲーム
ボスラッシュモードとかあればよかったんですけどね。後述の「幻魔」のボスも入れたりなんかして。
・幻魔鬼武者をプレイできるDLC
まぁ初代と「幻魔」は別ゲームみたいな感じだし無理でしょうが。
・ムービースキップ
こんくらい実装してくれよ〜。クリアタイムが縮まり過ぎて評価が高くなってしまうとか？でも幻魔でも実装してたんだけどなぁ。
初代鬼武者リマスターの振り返りは以上です。いかがだったでしょうか。私としては大満足のリマスターとは言えない、というのが結論です。
でもこれがある程度売れたおかげで今の展開につながったといえるのだとしたら、追加要素を最小限にして安価とするのは成功だったのでしょうね。
全く、ワシのような厄介オタクの老人より若者の声を聞くべきじゃわい。
鬼武者2リマスターで実装が決まっている新要素
ということで？次は公式サイトから読み取れる鬼武者２リマスターの情報を列記しつつ、言いたいこと言ってくぜッ！
・簡易武器切り替え
初代でも大満足の機能。2は初代より武器多いし非常に助かる。戦術ボンバーもこれで楽ちん。
・鬼武者への任意変身
公式サイトにすごくこっそり書いてたけどこれ結構重要じゃね！？
私は強制変身も面白いと思うけど、任意変身したい人多いんじゃないかな。こういう細かいところで改良していく姿勢、素晴らしいと思います。
・十兵衛の朱色塗具足装備
これ、面白いと思いました。やっぱ俺の中で武者って甲冑のイメージなんだよね。だから羽織はあまり好きになれなかった。でも鬼の篭手で魂吸収はしてくれないんだろうなぁ。
・修羅モード
公式によると、一撃で絶命する緊迫感のあるモードらしいが、いらん。なんだこれ。絶対面白くない。
新鬼武者でもあったけどもうちょっと楽だったぞ。
配信者向けだろうか。敵も一撃死するなら面白いと思うけど。
こんなんが面白いと思うなら、最初から当時のスタッフは体力なんか設定してないでしょう。
というか個人的な趣向もあるかもしれないけど、昔からワンミスを許さないゲームって好きになれないんですよね。
２Dマリオ、ドンキーコング、クラッシュバンディクーとか（これらのゲームには一応１、２回は耐えれるシステムはあります）。
なので2Dゲームはロックマンとかカービィみたいな体力制のやつばっか遊んでます。
・ギャラリーモードの充実
設定画プラスサウンドテストかな？設定画は2に元々入ってたけどより内容が充実するとのこと。いいですね。
・ロシアンルーレットのＰＶ削除
ぶっちゃっけ、はなからいらねー。昔のアニメスラムダンクの主題歌のようにゲームにマッチしていない。なんで入ってたの？ホント。
見たい人はyoutubeで見ればいいんじゃないですかね。
実装要素はこんな感じ。他にオートセーブとかもあるみたいです。初代リマスターの時の感じや売り方を考えると、ここからさらに新規実装要素が発表されることはまあ、ないでしょう。
それを踏まえて最後、欲しかった要素をご覧ください。
鬼武者２リマスターで実装して欲しかった要素
・スティック操作
公式サイトを血眼で探してみたんですが、言及がありませんでした。まさかない？実装が当たり前すぎて書いてないのか。移植の度に実装される初代ソニックのスピンアタックのように。
⋯他は特にないかも。2は結構完成度高いし。もちろんゲーム内容に対する不満はありますが。前回記事で書いたこととか、三連銃の玉少なすぎとか、オユウの隠し衣装ががっかりとか、正統派剣士系の強雑魚がいないこととか。
一閃モードに対抗して一閃不可モードとか？仲間といつでも交代できるモードとか、オユウ以外の仲間の隠し衣装とか。あとミニゲームの鬼組が体力消費なしで遊びたいなと思う時がある。
で、買うの？
いつか買います（爆）。ＰＳ２版持ってたら十分な気がする。買うほどの追加要素がないので。
てめえ、それでもファンか？
いや、ぶっちゃけると鬼武者２ってシリーズの中では鬼武者の独自色やや薄めで個人的に優先順位高くないんですよ。
前回記事でも書いた通り、初代の最小限のアクションで構成される洗練された面白さが失われたためです。
もちろん、個人的評価ですよ。シリーズ最高傑作に推す声は十分に多いし、それにふさわしい売り上げという実績もあります。私が書いている記事は世間の評価とかなり乖離しているので参考になりません(笑)
個人的に鬼武者の面白さのランキングを作ると
３>初代>２>幻魔>新、って感じですね。
新を最高傑作に挙げる人もいるので人によりますね、この辺は。
頑張っているスタッフさん、本当にごめんなさい。私はファン失格です。
次回は筆者が大好きな鬼武者3の紹介でもしようかと思います。こっちもリマスター来てくれ〜