一週間日記
続くかどうかは知らないけど一週間日記を書いてみることにした。途中から詩的な文章になるかもしれないし、続かないかもしれない。
ここ半月くらいの心の傷はかゆい瘡蓋になってきた。一旦荒れ果てた畑を元に戻さなくては。
周りの世界は明るそうだ。新しい恋が始まっている人がいたり、将来の夢に近づいた人がいたり。心の底から祝える。だけど自分のことは見てみぬふり。たまにはそんな時も必要かもしれない。だけど一人になると自分と向き合わなくてはいけない。
今週は球技大会があった。バスケをした。バスケに全力をかけている子がいた。だけどすぐに負けてしまった。とても申し訳ない。そして同中の人との試合だった。後日談、なぜかライバル視されていたらしい。どうやら中学からライバル視されてたらしい。自分はそんなつもりはなかった。それと、人を下にみることしか言わないから、関わるたびに心は荒れていた。ただ平穏に暮らせればよかった。そう平穏に暮らせればなんでもよかった。だから高専に入ってもなるべく避けてきた。怖いから。そして別に自分としては特にかなう相手でもないと思ってたから事前に負けを宣言したつもりでもある。あの子は自分の何と戦っていたのか。特に運動ができるわけでもなく、勉強はただ頑張って才能を上回る努力をしたまでだ。何も勝るものはない。
バイトでは後輩の女の子に「意外と頭いいんですね」って言われた。頭いいって言葉って嫌いだなぁって思った。なんか今まで才能的なやつで乗り切ったって言われてるみたいで。違う。才能を上回るように血の滲む思いで、死ぬ気で頑張ったんだよ。自分の努力を否定された気持ちになった。悪気がないことを重々承知の上で。
後輩の惚気話を聞いた。自分は失恋したばかりだったが、他人の恋愛話はなにか面白い。そしてあぁ幸せそうだなぁって人の幸せをみて満足する。
自分も変わらないとなぁ。最近は変化に伴う成長痛あり。
瘡蓋を掻いて血が滲む。
赤色に染まる空 白い煙 雲となる
悲しみは潤いをもたらし、新たな芽を育む
デフォルトにもどす
遠くに見える白い鳥は近くで見ると汚れている。
綺麗に見えるものも下を向いてばかりではそれに気づかない。