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歴史って勉強する必要ある?【人生変わる】

「歴史って暗記ばっかでつまらない」
「日本人って戦争犯罪犯したんでしょ?」
「教訓なんて得られないし役に立たない」

大体みんな、歴史にこんな風な印象を持っているのではないでしょうか?

いいえ、違います。
歴史の重要性を知ると、人生変わります。


歴史って何?

歴史は、全てのものに存在します。

例えば、スマホ。

スマホの前って、ガラケーでしたよね。
ガラケーの前はポケベル、
ポケベルの前はショルダーフォン…

スマホには歴史がありますね。

例えば、地球。

氷河期とあったかい時期を繰り返したり…
ホントに初期の方だったら
ミトコンドリアと細胞がどうのこうのしたり…(知らない)

地球にも歴史がありますね。(地球史っていう学問もありますし。)


ということは、もちろんあなた自身にもあります。

あなたのお父さん・お母さんの子として生まれて、
赤ちゃんとしておっぱいを吸って、

歩けるようになって幼稚園に行って…

いやいや、もっとさかのぼってください!

お父さん・お母さんは、あなたから見ておじいちゃん・おばあちゃんから生まれていますね。

おじいちゃん・おばあちゃんはあなたから見てひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんから生まれていますね。

ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんはあなたから見て………

無限に続いてしまいます。
あなたには物凄い数の先祖がいます。

あなたの祖先全員に、人生のドラマ・出逢いのドラマがあって

命のバトンが、今生きている「あなた」まで繋がれてきた歴史があるのです。

これは奇跡です。
もし先祖の一人でも欠けていたら…
おじいちゃんが、おばあちゃんと出会う前に亡くなっていたとしたら…
お父さんが元カノを振っていなかったら…

今ここで生きている「あなた」は存在していないことになります。

あなたはとっっっっても「尊い」存在なのです。

そして、あなたの14代くらい前のご先祖は、徳川家康と同じ空気を吸っていました。
あなたの30代くらい前のご先祖は、栄華を極めた貴族たちに呆れていたかもしれません。

なんだか学校で習った歴史が身近なものに思えてきませんか?

先祖の思いや願いを知ることで、
「今あるもの」「自分」がどれだけ尊いのかを知り、感謝の気持ちを持つ。
そして自分の立ち位置を知る。


これが「歴史」です。

歴史はケーススタディ

歴史は「自分だったらどうするか?」と歴史上の人物になりきって、想像力を働かせる学問です。

歴史は考える学問です。

例えば聖徳太子の時代だと、
「西のデカい大陸から仏教が日本に入ってきた!でも日本にはもともと八百万の神の信仰がある…。どっちにしよう!!」
という選択が生まれます。

あなただったらどうしますか?

あなたが、国のトップ・最高責任者になったとして考えてみてください。

新しい時代の象徴である仏教を選ぶか、
国の長い伝統である八百万の神信仰を選ぶか。

時代背景や、当時の人々の考えを知ると、本当に悩みます。
(勉強してみるとめちゃくちゃ面白いです。)

これには、正解がありません。

天才・聖徳太子は
「我が国の神々を幹とし、仏教を枝として伸ばして、日本を豊かにしていこう。」
という素晴らしい結論を出しましたが、
別に他の選択肢だってあり得たわけです。

「もしも仏教を全面的に受け入れて、もともと我が国にあった神々を完全に排除していたら…」

その場合、
日本はアジア先進国となってたかもしれないですし、
中国に侵略されて日本という国はなくなっていたかもしれません。

「……あれ…?歴史って暗記じゃなかったの?!」
そう思えてきませんか。

学校で習う歴史

実は、学校での歴史の学び方だと、
歴史から得られるものは何もありません。

勉強とは、行動につながって初めて価値が出てくるものです。

先ほど紹介したような
ケーススタディとしての歴史を学ぶと、
自分が本当に尊い存在だということが分かってきます。

自己啓発セミナーに通う数倍の効果が実感できます。(←通ったことない)

なぜなら、
自分が今生きていることを当たり前と感じなくなるからです。
つまり、有難さを実感できるんです。

学べば学ぶほど
「自分が今こうやって満たされた生活をしているのは奇跡なんだ」
「日本という国に生まれてきた自分って、超ラッキーじゃん」

と思えてきます。

そしてさらには、
「自分も何かしないと」とまで思えてくるんです。
これがやる気です。

こうして、やる気から行動へつながっていきます。

歴史とは、
人の内面を作り、自己肯定感を高め、自分軸を作る学問なのです。

これから先の人生、このような視点を持って
歴史を学んでみたらいかがでしょうか。

拙い文章でしたが、
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!


おすすめ書籍

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