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静かにこの日を待ってくれていた梅さん達。梅仕事に限らず、何でもずれ込んでしまう私。さぞかし不安だっただろうな、いつになったら土用干ししてくれるのかなぁ~と思っていたはず。叔母からもらった小梅以外は、庭の梅の木の梅ばかり。
一つ一つ梅を洗ってジップロックに入れて冷凍して…一気に手が空いた時に漬けました。

そのため、梅干しの皮が柔らかくなってしまいました。梅さんには申し訳なかったとは思いますが、あの時のあの忙しい毎日の中で、梅さんを腐らせずに無駄にせずどうしたら良いかと思っていたら、叔母が「冷凍にしておけばいいわよ~」と教えてくれた一言に救われました。柔らかくって美味しそう、崩れていてもお天道様をいっぱい浴びた梅干しさんは本当に素敵! 
ざるに並べた梅干しを庭の丸太や椅子に台替りに乗せましたが、それでも足りず、我が家のキッチンのキャビネットを開けるときに使う踏み台も…

キッチンから出張してきた踏み台

愛猫ガネーシャの爪研ぎキャットポールも…

3日間だけ貸してね、ガネーシャ!

ガネーシャの庭でのリラックスケージまで!

これも3日間、貸してね〜

持ち出して,無事に梅干しを並び終えました。

なんだか、ずらっと並んでいる様子は、列車のような…  カーブに差し掛かっている車両にも見えて…「梅干し列車」のいい香りが漂いなんとも言えない幸せな気持ちになります。
梅さんの香りを屋外で嗅ぐと、色々と思い出します、外で食べたおにぎりやおばあちゃんの思い出など… 3日間の土用干しが終わったら、やっぱり最初に作るのは梅干しの入ったおにぎりかな。その後は、さっぱり梅干しでイワシを煮ようかな。
こんな幸せを本当に有難う、梅干しさん達。 梅さんをざるに集めて冷凍、塩漬け、土用干しまで、濃厚な時間を一緒に過ごしたので、ホームステイのホストのような気分、楽しくって達成感があって、少し寂しい気分。
梅サマ、本当にお付き合い有難うございました。

子供の頃を思い出してしまう。梅さん達、ずら~りと並んでご立派!






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