漢方歴2年9カ月

漢方に出会ったのは、今から2年9カ月前。
当時の症状は、こんな感じだ。

生理前後で体がだるい。
頭の中に霧が発生したように、思考停止する。
下腹部が痛い。
頭が痛い。

仕事のパフォーマンスが落ちる。無気力になる。最悪だ。
だけど、どうすればいいのか分からない・・・

そんな時、NHKで漢方を特集した番組を見た。
もしかすると、自分の症状も和らぐかも・・・
藁をもつかむ思いで、番組に出てきた医者の元へいくことにした。

先生はテレビと同じような雰囲気で、とてもやわらかい感じの人だ。
「舌を見せてください」や
「体内の、水の流れが悪いんだろうね。
 水の流れを良くすれば、体調もよくなりますよ」 と言われた。

本当かな??
半信半疑だけど、まぁいいやと
処方された漢方を飲むことにした。

【当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)】
血行を良くし水分代謝を整えることで、
余分な水分を体から取り除くという。

【ブシ末】
トリカブトの根っこが使われている。
冷えや新陳代謝の衰えによる痛みなどを改善するという。

先生は「効果はすぐにあらわれますよ」と言っていたが、
その言葉通りになった。
もちろん100%なくなったわけではないが
だいぶラクになったのだ!
すごいぞ漢方!

漢方の良いところは、「保険が適用」されることだ。

市販の薬局で買うと高額だが、
医者から出してもらえば安く買い求めることができる。

例えば、
市販で買うと【当帰芍薬散】20袋だけで1778円。

私の場合
【当帰芍薬散】【ブシ末】90袋ずつで 3500円ほど。

毎日飲み続けたい人は、医者にかかったほうがお得だ!

漢方のおかげでだいぶ体調はだいぶ改善されたものの、
この数か月、殊更にしんどくなる日が増えた。

以前の体のダルさに加え、
神経がピリピリするのが分かる。
めまいもする。
下腹部もズキンズキンと痛い。

きょう久しぶりに、改めて先生に相談することにした。

先生に症状を伝えると

「ストレス」と「寒暖差で自律神経が乱れている」という。

実は、私は今年4月から職場が変わり、ハードな仕事が増えたのだ。
ストレスや自律神経の乱れは、先生に言われなくても分かっている。
だが、その改善方法がわからない。

「先生、どうにかならないですかね・・・」
私が先生に泣きつくと、先生は新たな漢方を教えてくれた。

【清暑益気湯(せいしょえっきとう)】
夏バテ、秋バテなど季節の代わり目の体調不良の改善が
期待されるとのこと。

先生曰く「これをガバガバ飲めば、じきにす効果が表れますよ!」
でも、仕事はほどほどにねとも言われた。

はてはてどうなるのか。
今回も半信半疑ながらも、漢方の効能に期待しちゃう自分がいる。
漢方よ、頑張ってくれー。

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