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70年の歴史を振り返り 生きてきた 証

私の人生


70年生きてきて この頃つくづく障害の人生のあゆみのことを思い浮かべ 自分なりの ほこりと苦労の歩みを思います。

生まれてすぐに脳性小児麻痺の 障害と診断されてから今の自分を考えると まさかの状況を歩んで来られたなと思います。 世間一般からすれば不思議なぐらい 今の自分を見つめると 重度障害の体を持ちながら一般の男として生きてこられた 自分
幼ない頃は 重度 障害の体で体中 筋肉 硬直からくる手足の曲ったままの状態の私自身であった自分が 訓練を重ね 小学校3年ぐらいまで喋られることすらままならなかった自分がだんだんと良い方向に向かうようになり中学 ぐらいには歩行機を使いながらも自分の行きたいところを自由に歩けられるまでに 回復に向かうようになり 学校を卒業する 頃には社会の一員として暮らせる自分になっていました。
それと同時に 私の母親の教育が良かったのか 幼い頃から社会に溶け込まますような私を表に出して 恥ずかしくもなく近所の方との交流を積極的にもらったことが良かったのか 重度の障害のある割には人気ものにあっちゃんと近所の人から呼ばれるぐらいまで付き合わせてもらい近所の人からも色々と教えてもらうことも 経験されてもらいました。
今思うに社会的について行ける自分になれたのもひとえに 母親の厳しい教育と負けず嫌いの自分があったからこそ今の自分があるのだと思います。
本当に重度の体を持ちながらある時女性との関係も経験させてもらった自分
生意気 にも 結婚生活が送られた自分
事業を起こせるまでになった自分
そして 社会福祉活動の一員として活躍させてもらってきた自分の生きてきた 証のある人生を送れたことが今思い なつかしいです。
今の私の言語が不思議なぐらいに喋られるようになったからこそ色々と経験させてもらい一般の社会人と負けないぐらいの自分に成長できたのだと思います。
これもひとえに 周りの人の理解と母親の強い 信念と自分自身の宗教 哲学を学んだことによるおかげだと今つくづく考えて 70年生きてこられたんだと思う今日この頃です。
これから何年生きられるかわからないけれど 重度障害をまとわりながら 命つきる日まで努力を惜しまず 自分らしく生き抜いて行きたいと思っています。


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