早速コミコパ(Comic-Copilot)を使ったプロット作りに入りたい所ですが、まずコミコパの説明を公式サイトから。
噂によると(今確認した所、記述を見つけられなかったのでこう書いています)、ChatGPTのGTP-4のAPIを使って作られたツールだそうです。
GPT-4のAPI使用量はかなりの高額になるので、使用するのに躊躇するのですが、流石少年ジャンプ+編集部は太っ腹ですね。
このツールを無料で使わせて貰えます。
さて、前置きはさておき、実際のプロット作成手順を見ていきます。
手順
「テーマを一緒に考えたい」で以下の入力から始まります。
ボタンでテーマを選べますが、手動で作りたいので、物語のキーワードになる単語を入れています。
2を選んで、提案に沿って具体的な設定を決めていきます。
Q
A
具体的な説明が欲しかった所を聞いてみます。
Q
A
秘密や過去が詰まらないかどうか見る為に、具体的に出力してもらいます。
Q
A
今一具体的な設定が見えてこなかったので具体的に出力してもらいます。
Q
A
大体設定が分かったので、次はライバルとさらなる試練の具体例を聞いてみます。
Q
A
あまりにリアリティがなかったので修正して貰います。
Q
A
ここまでで一度あらすじを出してもらいます。
Q
A
一番の盛り上がりとなるだろう、ライバルとの対決がシンプルになっている事に目をつぶり、気になっていた所を修正して、具体的に聞きたい所を教えてもらいます。
Q
A
最大のライバルとの伏線が欲しいなと思ったので取り入れてもらいます。
Q
A
疑問点を改定して貰い、物語に伏線を入れて貰います。
Q
A
そろそろ文字数制限で止まるだろうと思ったので(入出力が8000文字程度になる頃に入力出来なくなくなる事が多いです)、必要事項を聞き出します。
Q
A
疑問点を解決してもらおうと聞いてみます。
Q
A
3を詰めると面白くなりそうだなと思ったのですが、漫画の龍と苺と被ってしまう為、違う展開を選びます。
ただ謎の女の子と役割が被ってしまうので、そこの役割分担をどうするか聞いてみます。
Q
A
ここで止まってしまいました。
入出力に使われた文字数は7,594文字でした。
結果
プロットは最後まで完成しませんでしたが、コミコパでのプロットの作成手順が大体分かって貰えれば幸いです。
所々物語を具体的に詰めていったので、文字数制限に引っかかってしまったようです。
コミコパだけでプロットを完全に完成させようと思うと、それなりの慣れが必要かもしれません。
ちなみにここまでの所要時間は1時間から1時間半位です。
出力の時間が長いので、実作業時間は然程長いわけではありません。
話のあらすじが商業レベルかと言われると、題材選択もあって少し疑問ですが、短編で興味のある題材なら、楽しんで読む程度には出来そうかなと思いました。
以上でコミコパでのプロット作りの手順の説明を終わります。
宣伝
最後に私がカクヨムでChatGPT(GPT-4)やコミコパを使って書いている、短編小説のページの宣伝です。
くらまい
https://kakuyomu.jp/users/kurachi
ちなみに作品の中の「文芸部の280」という短編小説はコミコパで全て出力しました。
よろしければ読んでもらえると嬉しいです。
小説の感想等大歓迎です。
文芸部の280
https://kakuyomu.jp/works/16817330657258519609/episodes/16817330657258598768
皆さんがコミコパを利用して作成した作品を読む事を楽しみにしています。
謝辞
少年ジャンプ+編集部とアル株式会社の皆さん、面白いツールを公開して下さってありがとうございました!