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詠(うた)う


      うつろなこころに

      ひとすじの

        しずく



       ゆらゆら

      彷徨さまよいながら


       貴女あなた

       出逢った…




       さんざめく

       こころのうず


      深淵しんえんを見つめながらも



      ふかぁ~く

       息が

       出来る…


      貴女と なら…

 




        うごめ

        けがれに


       透明な 風が

       なぎを 与える…




         風の

       透明な無垢が

        こころに


        染み込む…



       我がこころの

        けがれよ

        去れよと


        叫ぶ こころの 

        ひとひら…




        花びら

       散りゆくさま

       見つめるように…




        そんな

        こころを

        いしながら




       こころのけがれは

        徐々に

        消えゆく…




        様々さまざま

       移ろいながら


       変化へんげしながら…



        墨色に

        鈍色にびいろに…


        そして
        透明な

        無垢の風に…




       無のこころに
 
       近づくならば


       悔い無きと


        貴女と
        うたう…


拙い詩を読んでくださり、ありがとうございます。
画像はお借りしています。

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