ペアリング
貴女と僕の
ペアリング
貴女は
それを
見つめている
貴女が
いつも僕に
問う
「わたしのこと好き？」と言う
言の葉…
「大好きだよ」と
僕が返す言葉を
貴女は
微笑みながら
聞いている
貴女は
決して
「愛してる？」とは
聞かない
これを
恋だと…
貴女の幻に
僕が恋していると
認識している
臆病な貴女
今
答えよう
「愛している」と
恋と言う
貴女への
幻の
泡沫な
想いは
いつしか
仄かな
愛 と言う
感情に
なったから…
貴女の
幻ではなく
現の姿
そのものを
愛するように
なったから
泡沫では
ない
確信
ほんの
仄かな 確信だけれど
徐々に
それを
重ねて
重ねて…
もっと
ふか～ぁく
貴女を
愛するだろう
そんな
不思議な 想いが
湧きあがる
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