皆違ってそれでいい『エッセイみたいなもの』
この世には自分の思想だけが正しいと思っている人たちがいますね。
前に有料記事で綴った、ポル・ポト政権。クメールルージュなど。
ヒトラーもそうでした。
日本の戦前の国家神道思想もそうでした。
今も戦争や紛争、テロなどを起こしている宗教洗脳、国家の欲。
どんなに頭がいい人もこの世のすべてのことを知っているわけではありませんよね。
全ての事柄を知るのは無理で、どんな人でも知らないことがある。
そんなことをこころに留めておかねばならない、そう思います。
それを自覚し、謙虚な気持ちを忘れては、いけないのですね。
人種差別も、戦争もテロもそんなことが根本にあるのですから。
同じ命。
人種が違うだけで、思想が違うだけで
それを攻撃するのは、おかしいと思うのです。
皆思想が異なりそれをも受け入れて、受け流して、慈愛をい出したいと。
まぁ、そんなことは理想だけなのかもしれませんが。
イランでヘジャブ(スカーフ)の着用で警察に捕まり、その後亡くなった女性がいました。
イスラム教=ヘジャブなんですね。
けれど、それに対してデモを行った女性たち。
多くの死者を出しました。
今は、どうなったかは、調べていませんが、女性の自立が難しいイスラムの国。
フランスでもヘジャブについて、意見を述べた学校の校長が、脅され退職した例もありました。
では、自分が正しいということ
自分=正義
相手=悪い(敵)
そんな心理状態を作り出してしまいます。
これは非常に危険な思考です。相手が悪なら人はどんな残忍なことも出来てしまいます。
戦争やテロ、内戦…。
全てこの心理状態…に他ならないのでは、無いでしょうか。
大変危険な集団心理ですね。
ネットでもそんな風な事件を見ます。
切ないことです。
みんな違って、みんな良い。
この世から差別・戦争・テロがなくなりますように。
また、自分自身も視野を広げたいと思います。
画像はお借りしています。
読んでくださり、ありがとうございます🙇