白銀に染まる

　　　　　ギリシア
　　　　　

　　　　　　その
　　　　　瑠璃るりの海と
　　　　　白の世界…

　　　　　そんな趣おもむきの
　　　　　　中の

　　　　　チューリップ園の
　　　　　　彩いどろり…

　　　　　　ひときわ
　　　　　　目を引く

　　　　　白銀しろがねに染まる薄桃色うすももいろの

　　　　　　チューリップ…

　　　　　
　　　　　　青ざめていた
　　　　　　貴女あなたの面おもてが

　　　　　　いつの間にか
　　　　　　ほころんで

　　　　　　笑顔を誘いざなう…

　　　　　　白銀しろがねは
　　　　　　貴けだかかく
　　　　　　
　　　　　　煌めくオーラ…

　　　　　　薄桃は

　　　　　　　愛の
　　　　　　ぬくもり…

　　　　　　貴女あなたも
　　　　　その白銀しろがねのオーラを

　　　　　　　纏まとい…

　　　　　しあわせの
　　　　　　何か…

　　　　　　を知る…

　　　　　　さざめいたって
　　　　　　揺らめいたって

　　　　　　無明の淵むみょうのふちを

　　　　　　見つめても

　　　　　　　それは

　　　　　　いつの間にか
　　　　　　過去になり

　　　　　　　また
　　　　　　　新しい
　　　　　　　貴女が

　　　　　顔を覗かせる

　　　　　　ゆるやかに
　　　　　　たおやかに
　　　　　　　生きる

　　　　　
　　　　　　貴女あなたの

　　　　　　こころの
　　　　　　純粋さを

　　　　　　　また
　　　　　　い出して…

拙い詩を読んでくださり、ありがとうございます。
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