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白の彼方

     こころの薄氷うすごおり

     こごえながら



     白い息を吐き


      その

      白さを


     見つめている…



      僕にも

      あった

      無垢のおもむき


     雪の白の目映まばゆ




      貴女あなた

      眼差まなざしの

      不思議な


     無垢のたたずまい…




     かけがえのない


      白…

      無垢…

     何色にも染まる

     たおやかさ…


     透明なこころ…




      そんな
     
      雪の白が


      こころの薄氷うすごおりよりも


      温かく


      僕の薄氷うすごおり

      溶かす…



      さらさら
    
      流るる
                   

      風の瞬間ときをも



      何かが

      含まれていると

      感じる


      この夢幻ゆめまぼろし



      何処かで
      
      静かな

      琴の


     流れい出ていた…


拙い即興詩を読んでくださり、ありがとうございます。

画像はお借りしています。

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