【詩】木の葉ように
風にゆられる
木の葉のように
人のこころの
揺蕩いは
必要な
物事だと…
それを
認識し
また
揺蕩う…
この世に
不必要な
事柄は起きぬと…
君が
こころの声を
い出し
叫ぶのが
聴こえる…
叫びが
届かぬとしても
君の
歩みは
止められない…
さ迷い
停止し
全てを受け止めたら
また
歩む君の姿は
とても
美しい…
不完全な
人間ゆえに
惑い
揺らめく…
揺らめきながら
全てを
飲み込みながら
歩くのが
人生だと…
明確な
道標など
ないのだと…
全ては
自分のこころに
集約され
決めるのも
自分…
そして
その
揺らめきさえ
尊いと…
君が
呟いた…
画像はお借りしています。