ルフォーをやめようとしています
約4年前に始めた外科矯正。
術前矯正をする過程で、親知らずを3本抜き、以前よりだいぶ口元の印象は緩和されたように思います。
そしてついに手術の詳細が決まりました。
ルフォーというものになるそうです。
ツイッターで検索すると、情報がたくさん出てきました。
手術をやって良かったという感想と、やらなければ良かったという後悔と、きれいに二分されているような印象を受けました。
私は上顎前突、いわゆる出っ歯です。
昔からコンプレックスに感じていました。
口元を隠して笑うのが癖で、おそらくこれはもう一生直ることはないのだと思います。同じように、人にカメラを向けられるのも苦手です。かわいく映ったためしがありません。
そして今の心境はというと、手術をやめようかなと考えています。せっかくここまで術前矯正を続けてきたところなのに、です。
そもそも通常矯正を選ばず、外科矯正を選んだ理由は、保険適用になって安いからという安直すぎる理由だけでした。だって50万円違うのです。通常矯正なら100万。外科矯正なら50万。50万はでかいですよね。
ではなぜここにきてルフォーをやめようと考えているのか。そのきっかけは執刀医との面談にあります。
ルフォーは顔を骨折させて、口元を引っ込めるオペである。次の面談では詳しい説明をするから家族と一緒に来て欲しい。おおまかな手術と今後のスケジュールの説明を受けたあと、正直手術が怖いのですがと伝えると、先生は「あなたがこれからしようとしているのは、健康な体にメスを入れるということ。それはとてもリスクが大きいことです。手術をするかどうかは、私が決めることではないんです。あなたが自分で考えて、決めてください」
率直に言うと、突き放されたような気持ちになりました。てっきり「あなたはルフォーをした方がいいですよ」という背中を押すような言葉が返ってくると考えていたからです。続けて、「途中で手術をやめる人はいるのですか?」と尋ねると、「いるよ。たくさんいます」とのこと。えっ、まじ?やめてもいいの…?正直少し喜んでしまいました。
もちろん、色々支障はあるはずです。お金はかかるし、これまで手術を前提とした術前矯正をしてきたので、いきなり通常矯正に方向転換できるのかもわかりません。最悪後戻りするかもしれません。
でも、怖いものは怖いのです。最初にも述べたように、親知らずを抜いたことで私の顔はだいぶ「人間」に近づきました。ぶっちゃけほぼ満足なのです。全然かわいくはないけど。
考えがまとまらなくなってきました。
来週、調整日があります。
手術をやめたいと考えていること、その場合通常矯正へ方向転換できるのか、どれくらいの期間がかかりそうか、費用はどれくらいかかるのか。聞いてみようと思います。