雨が降りそうな気配が好き
私は雨が降りそうな気配が好きです。
特に夏の夕立は大好きです。
どんよりと暗い空、湿気を帯びてくる生温い風。
遠くで聞こえる雷の音。
ポツポツと降り始め、次第に強くなる雨脚と、カラカラに乾いていた地面が徐々に濡れていく様子と。
雨は長時間降り続くことはなく、これは失敬と言わんばかりに足早に雨雲が去っていく。
あっという間に太陽が戻ってくると、辺りは明るくなって、鳴り止んでいたセミの声も復活する。夏の、数少ない好きなところです。
さて、9月も終わりますね。
やっと涼しくなりそうです。
あとは台風シーズンが無事終わることを祈るのみ。
さようなら2024年の夏。
来年はもう少しお手柔らかにお願いします。