闇の中で孤独を感じ、現実が見えないあなたへ
事故の後、色々な状況が重なり…
欠員2名でクラスをまわす日々が始まりました。
義務感に飲み込まれていたわたし。
担任業務以外にも、教務主任という業務もしていたので…とにかく仕事一色の日々。
おかしいくらい働いていました。
そんな中、
再び事件が起きてしまうのです。
個人情報紛失疑惑。
クラスに1つずつ渡されていたSDカードが無くなったのです。
クラスのみんなで探せど出てこない。
私が写真現像のため、持ち出していたので(届出を出して)そこからみんなで記憶を辿る…
「戻したと思う」と答えると、
「思うではなく、どっち?」と管理職には聞かれてしまう。
持ち出した日から2週間ほど経ってるし、
目の前にないという事実がある中で、絶対に戻したかと聞かれると「絶対」に対する自信がない。
担任みんな、自分が失くしてしまったのでは…
と思って必死で記憶を辿りました。
持ち出した日は、写真屋さんが閉まる前に行かなきゃ!と急いでいたことなど、とにかく記憶を蘇らせる。
そんなこんなで、みんなで思い出す作業を必死でしました。
そこで、わたしの急いでいたエピソードを聞いた管理職に「どっかで落としてない?」と聞かれました。
この一言で、糸が切れちゃったのかな。
私が疑われてるんだ…
わたし、信用されてないんだ。
責任とって辞めよう。
と、極端な思考になっちゃったんです。
その日から、眠れなくなり…
わたしなんていなくても良いんだ。
と、一瞬にして思考回路がおかしくなりました。
翌日、SDカードは出てきたのですが。
わたしの気力は出てきません。
食欲も出てきません。
人と関わりたくありません。
とにかく、何もする気がなくなり…
1日中ベッドで過ごすうちに3日、4日と時間だけが過ぎました。
何もしないことで、自分を癒していたのかもしれません。
寝ることで、現実から逃げていたのかもしれません。
でも、起きたら目の前の現実は何も変わっていない。そうなると、また眠れなくなり…
昼夜逆転まっしぐら。
真っ暗闇の中にポツンと自分だけが居る。
そんな世界になってしまったのです。
現実は、そんなことないのに…
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