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no+e感想文

非公開にしているマガジン「引用したい」に登録している記事が増えてきました。なので、ここでまとめて引用することで非公開マガジンに登録されている記事を減らしたいと思います。

昨日「書いた感想文を公開すべきか、否か?」と投稿してたのを、この記事を作成している途中で思い出しました。とりあえず、今日の分は無難に褒めているだけの感想文です。

スキを付けた記事

「いい記事に限ってスキの数が少ない」というno+e不思議現象のエビデンスです。

「面白そうな本を紹介している」と思ってブックマークの代わりに登録した記事です(多分)。ZFC集合論の話は、数学科の学生だった頃から好きです。こういう本格的な数学の記事に限って、スキが全然付かないのが悲しいです。

タイトルにある通り、$${(-1)\times(-1)=1}$$の理由を説明している記事です。「自然数や有理数で成り立っていた結合法則や分配法則を、マイナスにも拡張すると$${(-1)\times(-1)=1}$$が自然に演繹される」というのが記事の要点です。いろいろな説明がありますが、私が一番好きなタイプの説明です。

記事を読んで「Geogebraのアプリとか使えばいいのに」とか思いました。でもコレ、教育関係者にとっては「パンがなければケーキを(以下略)」な発言なんですよね。とにかく、図をたくさん載せた数学の教科書や参考書が増えるべき、という著者の主張には賛同します。

「数学は何の役に立つのか?」という質問がよくありますが、これは数学が詳しい人に聞くより、数学が苦手な人に尋ねる方がいいと思っています。この記事にあるような、仕事をする中で数学の知識が必要になって勉強しなおしているというエピソードが一番生々しく説得力があります。ちなみに、歴史も「何の役に立つの?」と言われそうな科目の一つですが、ここ数年、私は歴史の知識不足で悩んだので、世界史Bの教科書を通読しました。

「公平」を数学的に定義しようとする、挑戦的な研究の紹介記事です。仮にこの研究が実を結んだとして、社会科学の界隈から「数学的理論によって権威付けられた『公平性』が、現実に存在する不公平・不正を覆い隠す手助けをしている」という批判の声が上がるだろうと想像しています。社会運動で実際に行われてきたことは、「公平の追求」ではなくて「不公平の指摘と是正」なんじゃないかと思っています。

普通に良い記事です。数学が得意でない方でも読めるように書かれています。「渋滞学」という言葉を思い出しました。

ChatGPTやイラスト生成AIが話題になり始めてから最近まで、私は人工知能が生成する文章やイラストを忌避していました。なんで上の記事にスキを付けたのか疑問に思いました。きっと、「冷静に新しい技術を活用する姿勢を偉いなぁ」と思ったのでしょう。それで今、記事を読み返したら、人工知能が生成した文章を結構ディスってました。私も最近になってAIが生成したイラストがフリー素材のように見えてきて、心の安寧を取り戻してきたところです。

記事で紹介されている杉浦光夫『解析入門I・II』は、非常に特殊な本です。私自身は「円周率の定義が説明されている本」と認識しています。このことに関しては日を改めて書きます。

答えが分かっていない事柄へのアプローチ方法を学べるのが数学の良いところ

上の記事

の一言が気に入っています。

$${a\div b=x}$$を求めることは、方程式$${b\times x =a}$$を解くことと同じです。このことを丁寧に説明してくれている記事です。ちなみに、割り算を方程式の救解と見做すと、ゼロで割っていけない理由も分かります。解なし、または、全ての数が解になってしまうからです。

スキを付けなかった記事

10記事を引用して少し疲れました。スキを付けなかった記事は後日消化するよていです。

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