普段行かない店に行ったら身の回りにいないタイプの人がいた
先日、実家からそんなに遠くない場所にある同級生宅の飲食店へ初めて入店しました。
近くにあって目の前はよく通るのに一度も入ったことがなかったので、この頃ずっと入ってみたいなぁと気になっていたのです。
そこでついに先日、入店する機会がありました。平日だったので忙しそうな時間をずらしたところ、お客さんはカウンター席に座っている70代後半くらいの男性がひとりいるだけでした。
外から見るよりも中はずっと広くかんじました。わたしは座敷席へ座ることに。
カウンター席のおじいさんは常連さんのようで威勢よく店員さんに話しかけています。
店員さんは同級生の親と思しきふたりでした。
私がいる間、3人はずっと大きな声で話をしていたのですが、その話題は選挙が近いということもあり、
地域のこと、何に予算を使って欲しいか、誰に期待するか、みたいなことを話していました。
あんまり大きな声で地域のことを話しているから自分でもちょっとは見ず知らずの私のことを気にかけているのか、ちらっとこちらに視線を感じることも。
3人の考えは聞いていると三者三様、会話しているようでもあり、返事が噛み合ってなくて自分の考えだけ投げつけてるようでもあり。
そしてさらに全く違う考えだった私もそこにいて。ここだけでも四者四様です!(きっと十人十色でしょうね…)
聞き耳どころかふつうに聞きながら(聞かされながら?)「ええ〜!?そこに予算使ってほしいの!?」「そこ頑張ってほしいの!?」と心の中で驚き、つっこみつつも、なんだかんだ「本当にそんな人がいるんだなぁ」も含め、身の回りでは全く聞かない声に新鮮でもありました。なんか…面白い…って。
観光面では季節性の「繁忙期」みたいなものがあることが頭から抜けてるっぽく、閑散期であるこの時期「最近まったくTVで取り上げられない!もっと予算つけるべき」という始末。いや今、繁忙期に向けた準備期間ですから…。そういう理解というか基礎知識みたいなものに触れてこなかった人も一定数いるんだなぁ、と。
SNSを見ない方達だから余計にこの準備期間の動きを仕入れることもされないのでしょうね。
そしてそのままそれを誰からも訂正されず周りに言いふらすのはちょっとはた迷惑ですね。
そういう方たちにも日頃のささいな取り組みも伝わるようにしたいものです。
たまには普段行かないお店に入ってみるのも面白いですね。