普段参加しないタイプの会に参加した話
以前、普段行かない店に行ったことで、自分や身の回りとは違う価値観に触れることができていろんな意味で意外に面白かったもので、今度は公務員の知人から紹介された普段参加したことないオンラインのお話会みたいなものにふらっと参加してみました。
私は民間事業者ではありますが、NPO活動を長くしていることもあり、民間の中で共助を推進している立場で、公のマインドを持った民間みたいな感じがあると思います。
これまで木下斉さんの本や狂犬ツアーには参加したことがあり、木下さんの話は大いに痛快なのですが…。
今回参加した会は、蓋を開けてみるとその真逆に近くて、行政の立場から民間へ物申すかんじでした。行政にとって痛快な物言いだったということでしょうか?
結果、あまりに一方的な言い分だったので途中退席したくなりましたが、こういうやばい方も実際いらっしゃるんだな、ということが身に沁みて分かりました。
木下さんの話というのは聞いたら必ず自分が動いたり決断したり、何か痛みを伴うこともあるのですよね。
やり慣れたやり方を変えなければならないとか。
だけど、今回の方の話は立場が逆で行政から民間への期待、愚痴?だったもので…。正直こんなに筋が通らない話になるとは思いもよらず。
ただ、今回はおそらく私だけがまったく違う地域(関東)からの参加でした。
置かれた立場、環境、状況、みんな千差万別なのでひとくくりに決めつけては的外れだと思うのですが…。
私の置かれた環境の話も「よくある話」というものにまとめられてしまって、自分の状況とはまったく違う方向の話になってしまうのはある程度仕方ないとして。
では社会に貢献したいやる気のある民間としてはどうしたら良いの…?という謎は謎のまま残して会は終了しました。
そんな頭のなかをぐるぐるとめぐる不可思議な異物感の気持ちとともに、別の用事をしていたところ、今回の会のグループメッセージが届きました。
まさにさっき話題に上がって謎のまま残したことについて、同じような依頼が行政から届いたので、どうしたら良いか?(断るべきか?受けるべきか?)ということでした。
最初は「うーん…」と思いながら自分だったら…と返えそうかと思ったのですが、他のことをしたりしているうちに状況をよく知る女性が返事をされました。
そのままおふたりでやりとりがいくつか続き、おふたりのやり取りを読んで、「あ、東京にいる私なんかができるアドバイスはなかったな」と思いました。
私が思っているよりずっと地方は遅れていたんです。
時折、各地の地域のちいさなしごとづくり講座を主宰する仲間と会って、地方の状況を聞くと衝撃を受けますが、こういうところが日本の幸福度とか男女の格差に影響を及ぼしているんだなぁと。
正直、途中で「場違いだったかな…」と退席したい気持ちになっていましたが、最後まで参加していたお陰でいろんな課題が分かったのでこれも良き経験でした。
でもしばらくはもうこれ系は良いかなぁ〜。苦笑
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