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3ビズ運営トレーニグ「わたしごとJAPAN」を受講して

2019年にchoinacaの「わたしたちの月3万円ビジネス」(略して3ビズ)を受講し、その後はしばらく他の自治体のように行田市でも3ビズ講座を商工会議所や市が呼んでくれないかなと思っていたのですが。なかなか理解される雰囲気ではありませんでした。

主宰の矢口真紀さんに「行田で3ビズ開催してほしい!」とお伝えしたところ「自分たちで挑戦してみるのもありかもね!」とのお返事。とはいえ、全く考えていなかったことなので、行田市のお隣の熊谷市で3ビズ講座を開きたい!という108ocha standのなっちゃんをサポートすることで講座を始めてみよう、と思いました。
その段階で、周りの「この人なら!」という方達に声かけし、講座を始めたらぜひ参加してほしいと伝えていました。

ただ、受講したことはあっても、3ビズ講座を運営したことはないので不安がいっぱいでした。どうせなら真紀さんが2019年に始めたという運営トレーニング「わたしごとJAPAN」を受講してからにしたい…と思っていました。ちょうどそう思っている折にその年(2020年)の「わたしごとJAPAN」の開催日が決まったと知り、参加しました。

わたしごとJAPAN
https://watashigotojapan.com/

わたしごとJAPANはchoinaca矢口真紀さんと鶴岡ナリワイプロジェクトの伊東敬子さんが作った3ビズのプラットフォームです。おふたりとも3ビズの提唱者・藤村靖之先生のもとでその考えを学び共感して、お話をもとにそれぞれの地域でそれぞれ独自の講座を作って開催しています。

私が受講したときは2020年夏だったのでもうすでに時はコロナ禍。最初は確か、オンラインで受講を考えている人たちと集まり説明会があり、昨年卒業した1期生の中から長野県下諏訪町の「小商いヤッテミレバ!」主宰のふたりが現状などについてお話してくれました。

その後、実際に運営トレーニングにも晴れて参加することに。なっちゃんはこのとき熊谷市のまちづくりWS「熊谷・街・妄想ワークショップ」が開始になるところだったので、トレーニングには参加せず、ひとりで受講しました。
2期メンバーは私含めて8名の受講生だったかな?チームで参加している方達が多かったです。2期はたまたまですが公務員の方が多かったです。きっと地域おこし協力隊の方の参加が普段は多いような気がします。参加されてた公務員の方も確かおひとりは地域おこし協力隊担当の方だったかな。

そしてこの全3回のトレーニングの中で私独自の3ビズ講座「オシゴト」が出来上がっていったのでした。

おふたりの主宰する講座の内容や運営方法、気をつけていることなどをお聞きしながら、自分の場合はどうかをコピーではなく再編集(リミックス、アレンジ)でも良いので何かしら自分なりのものにして練り上げました。
私の場合は、藍染体験の指導者養成講座というのを自分で講座内容を考えて行ったことがあったので、その内容を取り入れてより地域に根ざすオリジナルの3ビズ講座にしました。

やっぱり自分で考えると思い入れが違いますね!
この時考えた講座をもとに、毎年少しずつブラッシュアップして開催しています。

私は2020年10月に運営トレーニングを修了し、その月にすぐオシゴト1期をスタートしました。それなので1期目は資料を作りながらの運営で、なんだかんだ結構準備が大変でした。

わたしごとJAPANは卒業後でも他の地域でがんばる同期や、先輩たちの運営上の経験談などをオンラインなどで聞ける機会があるので、毎回とても助かっています。また、そういった会話の中から(時に辛いときもありますが)徐々にまた自分の中の謎や、自分なりの答えが露わになってくるのでした。自分の中の答えがはっきりしてきて、芯(軸)が見えてくると判断基準がシンプルになってかなり楽に生きられることにつながります。
このことは本業でデザインの依頼を受けたときにも感じることで、その人にどんな軸があるか?一番大切な思いと目的はなにか?が分かっているひとは本当に話がスムーズで決断も早いです。ロゴマーク制作では最もそれが反映されてきます。自分がはっきりしていればデザインもしやすいし、その思いはお客さんにも伝わりやすいですよね。

ちょっと話がずれましたが、運営トレーニング「わたしごとJAPAN」にしても、その前段階の「3ビズ」にしても「自分と向き合って自分の思いを知って人に伝えられるようにする」というのがその後も自分自身の役に立ちます。

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