見出し画像

DIY初心者:パテ埋め①

キッチンの天井を塗り替えたあとは、フロアの天井の作業です。
キッチン以外のお客さんが入る場所のことをフロアと呼ぶようになりました。

キッチンの天井の作業は掃除から始めると丸4日かけ(半日の日もあり)、塗る作業の後半はほぼ私ひとりで行い、その間、夫Jさんはフロアの掃除など準備へ移行してくれていました。

天井と壁のつなぎ目を隠す廻り縁というのが途中まで剥がしてあったので全部剥がしたり、壁と床のつなぎ目を隠す巾木も剥がしてみたりなど。こんなんで良いのかなー?と思いながら探り探り作業しました。

本来は、拭き掃除したあとにクロスや石膏っボードの継ぎ目などの窪みをパテで埋める作業をするのですが、パテ埋めに関してまだ二の足を踏んでいたため(どれを購入しようかと悩み)、とにかく天井が広いため塗り始めたい!ということで、広い面から塗ってしまうことにしました。
フロアの天井は広くて長方形をしているので東西に分けて作業することにしました。

フロアのほうには、キッチン同様下地材はカチオンシーラー(透明)を塗ります。天井にクロスが張ってあって、キッチンとは別の凸凹模様があります。キッチンほどじゃないにしろ、やっぱりこちらも長い毛のほうがきっと塗れてると思います。透明なのでよく分かんないですが…。

シーラーのあとはこちらにはエコフラット60(白)を塗ることにしました。
こちらもシーラーは1度塗り、エコフラット60は2度塗りします。エコフラット60は水性ビルデックより水分が少ないというか、ドロっとしてる気がします。保管の環境や消費期限によるものなのかは分かりませんが、顔料が多く含まれている(=透明度が低い)と沈殿を防ぐためにドロっとしてるようですね。

塗る作業自体はキッチンの天井塗り替えとほぼ同じです。
一度塗ってみたものの、やっぱりパテ塗りをしたほうが良いと思うようになりました。


パテまわりの材料を購入

ということで、材料を買いにホームセンターへ。パテとメッシュテープ、パテを載せるコテ板とコテ(ヘラ、スキージ)が必要です。ヘラは手持ちのものを使ってみることにしました。コテ板は手作りしちゃおうということでホームセンターで安く売られていたハギレから板と短い角材みたいなのを見繕いました。

パテはどのくらい必要かめっちゃ悩み(←Jさんが)、安価な粉パテを購入しました。購入したのは「HIレベル120」(極東)3kg。
パテ用のメッシュテープはGFレースを購入しました。

コテ板を作る

作るといっても、板の片面に持ち手をつけただけです。真ん中辺に大体で。壁や照明を片付けてる間に出てきたネジからまだ使えるきれいなのを見繕ってドライバーでくっつけました。板と持ち手は面取りだけしました。

メッシュテープを貼る

メッシュテープは窪みが深いとか大きい(広い)ところに使うもので、そういう部分をパテで埋めるとなるとたくさんの量が必要になるので、メッシュテープで穴を塞いでメッシュテープの表面にだけパテを塗るようにするためのものです。

まずは壁を拭いて汚れや油を取り除くと良いみたいです。その後で私たちの場合は壁紙が剥がれて捲れ上がってるところ、壁紙が外側に反り返ってる部分をカッターで取り除いてなるべく出っ張らないようにしました。壁紙が内側に窪んでるとかならカッターで取り除かなくても良いと思います。

壁紙をカットしたり穴になって段差ができてる部分にメッシュテープを貼って、膜を作ります。

粉パテを水で練る

パテはこれまでギャラリーの壁の釘を抜いた後の穴埋め作業しかしたことなかったので、広い範囲で、しかも粉を練って作るのは初めて。
粉を粉と同量の水で溶いて練って使います。今回は120分で硬化するタイプを購入しました。水に反応して硬化していくようなので空気に触れないようにしても固まってしまいます。早く乾けば1日のうちに2度塗りできちゃうだろうという目論見なのですが、ペンキのときもそうでしたが、まぁ1日で2回塗れるほど手際は良くないですね、はい。
ちなみに職人さんはもっと早く硬化するタイプのものを使うそうです。そんなに早いのだと素人じゃ作業途中で固まり始めちゃうと思います。

パテを作る作業は夫Jさんが見ていた動画ではダンボールの上で作業して、ダンボールを使い捨てていたとのことだったので、最初真似してみましたが、初心者にはやりにくかったかも…。2回目のときはバットにビニール袋を被せてバットが汚れないようにして練ってみました。こっちのが良さそうです。
今思うと牛乳パックの大きいやつみたいな紙があれば一番やりやすそうでした。あるいは硬めの厚紙にイラストレーションボードに糊つきラップ(コストコのプレスンシールみたいな厚みのあるラップ)とか貼れば何度も使えそうですかね。

そんなわけで平なバットなどの上に適当な量を出して、もんじゃ焼きみたいに粉の中心に穴を空けて堀状にして、そこに水を入れていき、ヘラを使って粉と混ぜました。これまた動画をいくつか漁って見様見真似です。
練ったパテをヘラに取って下向きにしても落ちてこない程度ならOKみたいです!

パテ埋め(パテを塗る)

作ったコテ板に適当な量のパテを取り、ヘラでこれまた適当な量を取って平にしたい部分に塗りつけていきます。

パテは乾くときにすこしやせる(凹む)そうなので、2度塗り以上が基本のようです。多く盛りすぎてもやすりをかけて平にすれば良いだけなので、恐れず多めに盛っても良さそうですが、なにしろ初心者なので、結構少なめに塗布してしまいました。

もっと盛ればよかった…。と思ってちゃんと乾く前に塗ろうとしましたが、やらない方がいいです。最初にうまく盛れてたところがボロボロ落ちてきてしまうだけでした。涙

今回はHIレベル120というパテを使っていますが、仕上げ用のもっと肌理が細かいタイプもあるようなので2度目はそっちで塗ると良いのかも。今回は私たちはパテは最後まで同じHIレベル120だけを使う予定です。(予定)

DIYを実際始めてみてここまで約1週間ですが、薄々気が付いてましたけど、DIY好きみたいです。私も夫も。
まだ続くのでこれからどうなるかは分かりませんけど。笑


いいなと思ったら応援しよう!