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素直になれないのです。
素直になれないのです。
世間で流行っているものに乗れないのです。
私はアニメをよく観ます。
いわゆる、深夜アニメを。
たまに深夜アニメの視聴者という枠を超えて世間一般で盛り上がりを見せるアニメ作品があったりします。
近年の代表的なところでいえば「鬼滅の刃」、「呪術廻戦」、「葬送のフリーレン」あたりでしょうか。
勿論、いずれも原作が既に人気作であるが故のことなのは百も承知です。
まぁ、既に大衆受けしている作品がアニメ化するのか、深夜枠のアニメが後々大衆受けするようになるのか、「鶏がさきか卵がさきか」みたいなところはありますが……
どちらにしても、「深夜アニメ」という枠を超えて大衆受けしてしまっているアニメ作品に対しては、何故だか途端に観ようと思わなくなります。
アニメ自体は深夜枠で放送するくせに、一方で既に大衆受けしてしまっているが故に、ゴールデンタイムに例えば「鬼滅の刃で有名な〜」などの謳い文句でアニソンなどを紹介するような番組(中身のないランキング番組とか)を目にすると、空々しく思えて余計に冷めてしまうのです。
これが「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」が放送されるような時間帯に上に挙げたようなアニメ作品が放送されているようなら、まだ何とも思わないところですが……
この現象、何なのでしょうか……
これ、私だけなのでしょうか……
「王道から外れる自分かっけぇー」というわけでは全くないのです。
例えるなら「クラスの隅っこで、少数のオタクがある作品で盛り上がっているところに、パリピが割り込んでそれを取り上げる。そして薄く浅くパリピが「おもしれえよな」とか笑いながらぬかしだす感じ」でしょうか。
なんとも表現しづらいですが、この「温度差」のようなものが堪えられないのです。
ちなみに、これだけ書いておきながら「葬送のフリーレン」は結局アマゾンプライムで全話観ましたが、とても面白かったです。もっと早くに観ておけば、と思う程に。
多分、いずれのアニメも四の五の言わずに一度観てしまえば、最後まで観るのでしょう。そしてきっと面白いのでしょう。
素直になればよいものを。