始まりは貴船神社
以前から寺社仏閣は好きだった
幼い頃は祖父母に連れられて鞍馬山にも何度か訪れていたし、馴染みの鞍馬温泉は特にお気に入りだった
貴船さんは行きたい場所ではあったけど、京都市内と言えど遠いし何より観光客の多さに怖気づいて中々訪れるには至らなかった
◇
2023年の夏頃から貴船神社を目にする機会が増えた事に気が付く
手に取った雑誌を開いてもTVをつけても、貴船神社
当初は、「いいなあ、行きたいなあ」
程度で然程気にも留めなかったものがネットや友人とのお喋りの中で、新聞、雑誌や小説の中でいよいよその存在が大きくなり、
「これは貴船さんに行けってコトか?!」
と思いつつ…
暑い上に人も多いし、涼しくなったら紅葉の季節で京都には近づけないし、言い訳を並べて何の行動も起こさぬまま
そうこうしている内に11月も中旬になり、たみたかける様に連続して貴船さんが現れ出したのだ
「これはヤバい!直ぐ行かなあかん!」
◇
平日とはいえ紅葉真っ盛りの京都へ
ちゃんと辿り着けるのか駐車出来るのか不安だったけれど、急かされるように貴船神社へ向かった
心配をよそに渋滞にも遭わず、ベストな場所に駐車場も確保でき、
これはホントに "呼ばれてる" んじゃないかと思いながら本宮へ
本宮は観光客も多く、水占いも大盛況
結の社は良縁を願う女性陣の列
龍穴がある奥宮は落ち着いた厳かな空気で満たされていた
何か感じるものがあるかなあと期待してみたものの鈍感な私には難しく、ただただ気持ち良い空間に身を委ねるのみ
何事もなく帰路に着き、思いついて図書館へ
そこで手に取った本が「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」小池浩さん著
◇
ここからだなぁ
視えない世界の繋がりを確信したのは