バイバイ(したい)完璧主義
いつも暗いことばかり書いてるとジメジメしてくる。いまはうきうきしている。いい記事に出会って心があたたかい。
「いろんな人のいいところを全部真似すればいつか完璧になれるはず」
私はよくこう口にした。自信過剰だと嘲笑されても曲げなかった。今は流石にそこまで思っていない、と言いたいのだけど、この完璧主義の私は死んでいない。
完璧じゃなければ失敗、取り掛かりが遅い、途中で投げ出す。会社の仕事をするとこればかりで、成功や完遂の記憶がない。
少しでも非の打ち所があるならばこれは失敗。
そうなるといつまでも成功という判断はできない。
それでもついつい完璧な成功を夢見るので計画ばかり頭でっかちになり始動が遅い。…という仕組み。
記事の「漸進主義」というのが凄くいい言葉で、心が軽くなった。
完璧主義の私に飲まれたときは自分に言い聞かせたい。ちょっとずつ前に進むことを信念にしてみようよ、と。
うまくいかなくても、前よりうまくいった部分を見つける。次はもう少しうまくいくように頑張る。
そうやって自分のしてきたことを失敗で片付けずに逐一肯定してあげれば、仕事も前に進むし、副産物として自信もついてくるだろう。
「今日の私はここまでだったんだよ、きっといつか完璧になれるから漸進してこ!」
そう諭せば完璧主義の私も一旦黙ってくれるだろうか。そんな存在消してしまえれば嬉しいのだけど、いまのところその術がない。静かに待っていてちょ。
ところで、私は家事では計画に1分も使わずに動いている。
年末に大掃除をする必要がないくらい日々気ままに掃除をしているし、
突然Uberに頼る必要がないくらい買い物もつくりおきもしている。
どっと疲れることもなく、少しずつできることを増やして生活しているのは、上手に漸進の日々を送っているといえそうだ。
それなのに、なぜに会社のパソコンを開くと完璧主義になるのかな。多分、上司や同僚の目なんだろうなあ。これ以上は、noteを閉じてから考えることにします。
よき言葉を与えてくださり、ありがとうございました。