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<いのちの田圃>との出会い

健康には人一倍自信があったはずの私が、いきなりガンの宣告を受けたのが2016年の暮れ。不安に潰されそうになりながら、手当たり次第に情報を読み漁り、そんな中で出会ったのが、いのちの田圃の会(正式名称 ガンの患者学研究所)でした。

あれから丸5年が経ちました。ガン患者と言うと、たとえ手術などが成功したとしても、再発に慄きビクビクとしたその後の人生を送ることになる。当時はそんな風に思っていました。

でも、物語は全く予想を超えて、素晴らしい方向に展開していきました。いのちの田圃の会で、自分の身体の治る力を信じ、免疫力を最大限に発揮する手当て法、食事法、そして生き方を変える術を学びました。さらに、ガンが治った上で自分の人生をどう生きたいかを考え、命が燃えることを見つける大切さを教わりました。

当時、趣味と言えるものすら持ち合わせない私でしたから、とにかくこれまでやりたかったこと、好きだったことを手当たり次第にやってみようと決めました。憧れだったピアノを習い始め、好きな写真を撮りまくり、たくさんの花を植え、少しばかりの畑を作り、そして詩や短歌や俳句(どれも〜もどきの拙いものばかりですが)を書き始めました。

これまで仕事人間で、社会的に評価されることばかり意識してガツガツ生きて来た私が、こんなに自己チューの生活をを送れるようになったことに、我ながら驚くばかりです。

人は変わることが出来る。人生は変えることが出来る。これからは、他人軸ではなく常に自分軸で、命が燃える私だけの生き方を創り続けたいと願い、その大きな柱を、文章を綴る世界、ことばで表現する世界に据えることにしました。

2022年春、ここからの展開が楽しみです!

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